Atom日記       主に原子力発電、その他の災害関連について、感じたことを書いています                     de JA1CPA  

                      


アマチュア無線による非常通信訓練の一例をまとめました。                                                                                        2020/02/01

電波法は変更される場合があります。最新の電波法に従ってください。

 

 アマチュア無線による非常通信訓練についてはネットに多くの資料が出ています。しかし電波法との関連が明確にされていないものが多く、

 また具体的な通信方法が書かれたものが少ないように感じています。

 そこで、ここに整理してみました。

   ただし、主に電波法及び関連規則、総務省及びJARLの回答等によりますが, 個人的な解釈(?)も含みますので間違いがあるかもしれません。

 また電波法は逐次変更されます。間違い等があればご連絡ください。(ja1cpaあっとjarl.com)

 

電波法令では、非常時の通信(非常通信及び非常通信訓練)は、

①免許人の判断により実施されるものと、

②総務大臣の命令 により実施されるものがある。  

③地方自治体が行う総合防災訓練における非常通信訓練は、実質的に総務省が行わせる非常通信のための訓練(非常通信訓練)と同等である。

④このような非常通信訓練においては、アマチュア無線の目的外通信として他人の依頼による通信が可能である。(これがないと災害状況を送る

 ことができない)※1, ※2、※3, ※4

⑤非常通信訓練の実施について、総務省への報告の義務はない。(「非常通信」は報告義務あり)

⑥アマチュア無線局の行う通信は、暗語を使用してはならない。(人名のイニシャルは暗号ではない)

 プライバシー保護の観点から「フルネーム」を送る場合は、非常通信では可能であるが非常通信訓練では不可能とする考え方もある?。(主に安

    否確認の通信)

⑦特定の相手方に対して行われる無線通信を傍受してその存在若しくは内容を漏らし、又はこれを窃用してはならない。(非常通信訓練又は非常 

 通信の電波を受信して訓練会場等に放送することはできない か?。無線機から出る音声又は通信の肉声を会場に放送することはできる か?)

(過去に警察無線を傍受して道路に向けて拡声器で流し再三の注意にもしたがわなかったので電波法違反で告発(告訴?)された人がいた)

⑧呼出、応答の通信を設定する時は、送信の冒頭に「くんれん」を各3回送出する。(運用規則131条)

  (「非常通信」では「くんれん」を「ヒゼウ」にする)

⑨通信が確立して、電文を送るときは、送信の冒頭に「くんれん」を各1回送出する。(運用規則135条)

  (「非常通信」では「くんれん」を「ヒゼウ」にする)

⑩非常通信訓練における具体的な通信の例(?)

  (呼出し)

  「くんれん」「くんれん」「くんれん」「相手方の呼出符号a」を3回以下

  「こちらは」を1回

  「自局の呼出符号b」を3回以下

  「どうぞ」

 (応答)

  「くんれん」「くんれん」「くんれん」「相手方の呼出符号b」を3回以下

  「こちらは」を1回

  「自局の呼出符号a」を1回

  「信号強度は1~9」をいずれかの数字と「了解度1~5」のいずれかの数字を1回

  「どうぞ」を1回

   (応答の確認)

  「くんれん」「くんれん」「くんれん」「相手方の呼出符号a」を3回以下

  「こちらは」を1回

  「自局の呼出符号b」を1回

  「信号強度は1~9」をいずれかの数字と「了解度1~5」のいずれかの数字を1回

  「どうぞ」を1回

  (情報の送信)

  「くんれん」「相手方の呼出符号a」を1回

  「こちらは」を1回

  「自局の呼出符号b」を1回

  「自身が得た情報」及び/又は

       「他人から依頼された情報」適宜回数

  「どうぞ」を1回

 (情報の確認)

  「くんれん」「相手方の呼出符号a」を1回

  「こちらは」を1回

  「自局の呼出符号b」を1回

  「了解しました」を適宜

  「どうぞ」を1回

  あとは必要によって「問い合わせ」や「情報」を繰り返す。

  長時間通信では「呼出符号」の送出は10分ごとに1回でもよい。

       通信を終わるばあいは「終わり」をもって終了する。

なお、「くんれん」を送信する回数はその目的から正確でなくても良い。

(「くんれん」を送出することによって、この通信は非常通信訓練であって「他人の依頼による通信が可能」であることの告知 及び 混信の除去等

 に寄与することが期待されます)

 

※1:(禁止する通報) 電波法運用規則259条

    アマチユア局の送信する通報は、他人の依頼によるものであつてはならない。

※2:(業務の分類及び定義) 電波法施行規則3条の14条

    非常通信業務とは地震、台風、洪水、津波、雪害、火災、暴動その他非常の事態が発生し又は

    発生するおそれがある場合において、人命の救助、災害の救援、交通通信の確保又は秩序の維

    持のために行う無線通信業務をいう。

※3:(業務の分類及び定義)電波法施行規則3条の15条

    アマチュア業務とは金銭上の利益のためでなく、もつぱら個人的な無線技術の興味によつて行

    う自己訓練、通信及び技術的研究の業務をいう。

※4:(目的外使用の禁止等)電波法第52条 

    無線局は、免許状に記載された目的又は通信の相手方若しくは通信事項(……略……)の範囲 

    を超えて運用してはならない。ただし、次に掲げる 通信については、この限りでない。 

   一~三(略) 四 非常通信(地震、台風、洪水、津波、雪害、火災、暴動その他非常の事態が

    発生し、又は発生するおそれがある場合において、有線 通信を利用することができないか又は

    これを利用することが著しく困難であるときに人命の救助、災害の救援、交通通信の確保又は

    秩序の維持のためにおこなわれる通信をいう。以下同じ。)五・六(略)  

 

アマチュア無線局が非常通信訓練を行う場合の条件を明確にすることによって、スムースに非常通信訓練が実行できることを願っています。

以上の内容に間違いがあればお知らせください。

                                                             以上

 

電波法関連(2020/02/01)  { } 追記

 

(目的)法1条

この法律は、電波の公平且つ能率的な利用を確保することによつて、公共の福祉を増進することを目的とする。

 

(目的外使用の禁止等)法52条

無線局は、免許状に記載された目的又は通信の相手方若しくは通信事項(特定地上基幹放送局については放送事項)の範囲を超えて運用してはならない。ただし、次に掲げる通信については、この限りでない。

 1  遭難通信(船舶又は航空機が重大かつ急迫の危険に陥つた場合に遭難信号を前置する方法その他総務省令で定める方法により行う無線通信をいう。以下同じ。)

 2  緊急通信(船舶又は航空機が重大かつ急迫の危険に陥るおそれがある場合その他緊急の事態が発生した場合に緊急信号を前置する方法その他総務省令で定める方法により行う無線通信をいう。以下同じ。)

 3  安全通信(船舶又は航空機の航行に対する重大な危険を予防するために安全信号を前置する方法その他総務省令で定める方法により行う無線通信をいう。以下同じ。)

 4  非常通信(地震、台風、洪水、津波、雪害、火災、暴動その他非常の事態が発生し、又は発生するおそれがある場合において、有線通信を利用することができないか又はこれを利用することが著しく困難であるときに人命の救助、災害の救援、交通通信の確保又は秩序の維持のために行われる無線通信をいう。以下同じ。){「通信事項」第三者から依頼された電文可}

 5  放送の受信

 6  その他総務省令で定める通信

 

(アマチュア無線局の通信)法58条

アマチュア無線局の行う通信には、暗語を使用してはならない。

 

(秘密の保護)法59条

何人も法律に別段の定めがある場合を除くほか、特定の相手方に対して行われる無線通信(電気通信事業法第4条第一項又は第164条第3項の通信であるものを除く。第109条並びに第109条の2第2項及び第3項において同じ。)を傍受してその存在若しくは内容を漏らし、又はこれを窃用してはならない。

 

(非常の場合の無線通信)法74条

総務大臣は、地震、台風、洪水、津波、雪害、火災、暴動その他非常の事態が発生し、又は発生するおそれがある場合においては、人命の救助、災害の救援、交通通信の確保又は秩序の維持のために必要な通信を無線局に行わせることができる。

 2  総務大臣が前項の規定により無線局に通信を行わせたときは、国は、その通信に要した実費を弁償しなければならない。

(非常の場合の無線通信)法74条の2

総務大臣は、前条第一項に規定する通信の円滑な実施を確保するため必要な体制を整備するため、非常の場合における通信計画の作成、通信訓練の実施その他の必要な措置を講じておかなければならない。

 2  総務大臣は、前項に規定する措置を講じようとするときは、免許人等の協力を求めることができる。

 

(報告)法80条

 無線局の免許人等は、次に掲げる場合は、総務省令で定める手続により、総務大臣に報告しなければならない。

 1  遭難通信、緊急通信、安全通信又は非常通信を行つたとき(第70条の7第1項、第70条の8第1項又は第70条の9第1項の規定により無線局を運用させた免許人等以外の者が行つたときを含む。)。

 2  この法律又はこの法律に基づく命令の規定に違反して運用した無線局を認めたとき。

 3  無線局が外国において、あらかじめ総務大臣が告示した以外の運用の制限をされたとき。

 

(業務の分類及び定義)施行規則3条 一部省略

宇宙無線通信の業務以外の無線通信業務を次のとおり分類し、それぞれ当該各号に定めるとおり定義する。

14  非常通信業務 地震、台風、洪水、津波、雪害、火災、暴動その他非常の事態が発生し又は発生するおそれがある場合において、人命の救助、災害の救援、交通通信の確保又は秩序の維持のために行う無線通信業務をいう。

15  アマチュア業務 金銭上の利益のためでなく、もつぱら個人的な無線技術の興味によつて行う自己訓練、通信及び技術的研究の業務をいう。

 

(無線局の種別及び定義)施行規則4条 一部省略

無線局の種別を次のとおり定め、それぞれ下記のとおり定義する。

24  アマチュア局 金銭上の利益のためでなく、専ら個人的な無線技術の興味によつて自己訓練、通信及び技術的研究の業務を行う無線局をいう。

 

(免許状の目的等にかかわらず運用することができる通信)施行規則37条 一部省略

次に掲げる通信は、法第52条第6号の通信とする。この場合において、第1号の通信を除くほか、船舶局についてはその船舶の航行中、航空機局についてはその航空機の航行中又は航行の準備中に限る。ただし、運用規則第40条第1号及び第3号並びに第142条第1号の規定の適用を妨げない。

 1  無線機器の試験又は調整をするために行う通信

 24  電波の規正に関する通信

 25  法第74条第1項に規定する通信の訓練のために行う通信

 28  災害救助法 (昭和22年法律第118号)第11条 の規定による通信

 30  災害対策基本法第57条 又は第79条 (大規模地震対策特別措置法 (昭和53年法律第73号)第20条 又は第26条第1項 において準用する場合を含む。)の規定による通信

 32  治安維持の業務をつかさどる行政機関の無線局相互間で行う治安維持に関し急を要する通信であつて、総務大臣が別に告示するもの

 33  人命の救助又は人の生命、身体若しくは財産に重大な危害を及ぼす犯罪の捜査若しくはこれらの犯罪の現行犯人若しくは被疑者の逮捕に関し急を要する通信(他の電気通信系統によつては、当該通信の目的を達することが困難である場合に限る。

 

(無線電話通信に対する準用)運用規則18条

無線電話通信の方法については、第20条第2項の呼出しその他特に規定があるものを除くほか、この規則の無線電信通信の方法に関する規定を準用する。

 

(この規定の適用範囲)運用規則19条

この節の規定は、無線電信通信(デジタル選択呼出通信及び狭帯域直接印刷電信通信を除く。)の一般的方法について定める。

 

(呼出し)運用規則20条  注){ } 追記した

呼出しは、順次送信する次に掲げる事項(以下「呼出事項」という。)によつて行うものとする。

 1 相手局の呼出符号 3回以下(海上移動業務にあつては2回以下)

 2 DE 1回  {こちらは}

 3 自局の呼出符号 3回以下(海上移動業務にあつては2回以下)

 

2 海上移動業務における呼出しは、呼出事項に引き続き、次に掲げる事項を順次送信して行うものとする。

 (応 答)運用規則23条

無線局は、自局に対する呼出しを受信したときは、直ちに応答しなければならない。

2 前項の規定による応答は、順次送信する次に掲げる事項(以下「応答事項」という。)によつて行うものとする。

 1 相手局の呼出符号 3回以下(海上移動業務にあつては2回以下)

 2 DE 1回     {こちらは}

 3 自局の呼出符号 1回

 

 3 前項の応答に際して直ちに通報を受信しようとするときは、応答事項の次に「K」{どうぞ}を送信するものとする。但し、直ちに通報を受信することができない事由があるときは、「K」{どうぞ}の代りに「AS」{お待ちください}及び分で表わす概略の待つべき時間を送信するものとする。概略の待つべき時間が十分以上のときは、その理由を簡単に送信しなければならない。

 4 前二項の場合において、受信上特に必要があるときは、自局の呼出符号の次に「QSA」{感度}及び強度を表わす数字{1~9}又は「QRK」{了解度}及び明瞭度を表わす数字{1~5}を送信するものとする。

 

(通報の送信)運用規則29条

呼出しに対し応答を受けたときは、相手局が「AS」{お待ちください}を送信した場合及び呼出しに使用した電波以外の電波に変更する場合を除き、直ちに通報の送信を開始するものとする。

  2 通報の送信は、左に掲げる事項を順次送信して行うものとする。ただし、呼出しに使用した電波と同一の電波により送信する場合は、第一号から第三号までに掲げる事項の送信を省略することができる。

 1 相手局の呼出符号 1回

 2 DE 1回 {こちらは} 

 3 自局の呼出符号 1回

 4 通報

 5 K 1回 {どうぞ}

 

 3 前項の送信において、通報は、和文の場合は「ラタ」、欧文の場合は「AR」{終わり}をもつて終るものとする。

 4 海上移動業務以外の業務において、特に必要があるときは、第二項第四号の通報の前に「HR」又は「AHR」を送信することができる。

 

第4章(この章の規定の適用範囲)運用規則125条

この章の規定は、固定業務、陸上移動業務及び携帯移動業務の無線局、簡易無線局並びに非常局に適用する。

第2節 非常通信の場合の無線通信

(送信順位)運用規則129条

法第74条第1項に規定する通信における通報の送信の優先順位は、左の通りとする。同順位の内容のものであるときは、受付順又は受信順に従つて送信しなければならない。

 1 人命の救助に関する通報

 2 天災の予報に関する通報(主要河川の水位に関する通報を含む。)

 3 秩序維持のために必要な緊急措置に関する通報

 4 遭難者救援に関する通報(日本赤十字社の本社及び支社相互間に発受するものを含む。)

 5 電信電話回線の復旧のため緊急を要する通報

 6 鉄道線路の復旧、道路の修理、罹災者の輸送、救済物資の緊急輸送等のために必要な通報

 7 非常災害地の救援に関し、左の機関相互間に発受する緊急な通報

中央防災会議会長及び同事務局長並びに非常災害対策本部長

地方防災会議会長

災害対策本部長

  8 電力設備の修理復旧に関する通報

  9 その他の通報

  

2 前項の順位によることが不適当であると認める場合は、同項の規定にかかわらず、適当と認める順位に従つて送信することができる。

 

 (前置符号) 運用規則131条

法第74条第1項に規定する通信において連絡を設定するための呼出し又は応答は、呼出事項又は応答事項に「 OSO 」3回を前置して行うものとする。

 

 (「OSO」を受信した場合の措置) 運用規則132条

「OSO」を前置した呼出しを受信した無線局は、応答する場合を除く外、これに混信を与える虞のある電波の発射を停止して傍受しなければならない。

 

(通報の送信方法) 運用規則135条

法第74条第1項に規定する通信において通報を送信しようとするときは、「ヒゼウ」(欧文であるときは、「EXZ」)を前置して行うものとする。   

 

(訓練のための通信) 運用規則135条の2

第129条から前条までの規定は、法第74条第1項に規定する通信の訓練のための通信について準用する。この場合において、第131条から第133条までにおいて「「OSO」」とあり、前条において「「ヒゼウ」(欧文であるときは、「EXZ」)」とあるのは、「「クンレン」」と読み替えるものとする。

 

(取扱の停止) 運用規則136条

非常通信の取扱を開始した後、有線通信の状態が復旧した場合は、すみやかにその取扱を停止しなければならない。

 

(規定の準用) 運用規則137条

第129条から前条までの規定は、第125条に規定する無線局以外の無線局の運用について準用する。

 

第8章 アマチユア局の運用

(発射の制限等) 運用規則257条

アマチユア局においては、その発射の占有する周波数帯幅に含まれているいかなるエネルギーの発射も、その局が動作することを許された周波数帯から逸脱してはならない。

 

運用規則257条 

アマチユア局は、自局の発射する電波が他の無線局の運用又は放送の受信に支障を与え、若しくは与える虞があるときは、すみやかに当該周波数による電波の発射を中止しなければならない。但し、遭難通信、緊急通信、安全通信及び法第七十四条第一項に規定する通信を行う場合は、この限りでない。

 

(周波数等の使用区別) 運用規則258条の2

アマチユア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別は、別に告示するところによるものとする。

 

 (禁止する通報) 運用規則259条

アマチユア局の送信する通報は、他人の依頼によるものであつてはならない。

 

(無線設備の操作) 運用規則260条

アマチユア局の無線設備の操作を行う者は、免許人(免許人が社団である場合は、その構成員)以外の者であつてはならない。

 

(規定の準用) 運用規則261条

アマチユア局の運用については、この章に規定するものの外、第4章の規定を準用する。

 

関連資料

「アマチュア局の非常通信訓練マニュアル」JARL発行

「04 総務省 構造改革特区第24次 再検討要請回答」5/23~  総務省発行

「戸塚支部 非常通信訓練要領 Ver1.1(2012年10月改訂)」

「付表-3  参③-7  参③-10 非常通信実施の要領」

「タクシー無線の災害対策マニュアル 」全国自動車無線連合会 

「令和元年度総合防災訓練大綱令」中央防災会議決定 

「非常通信確保のためのガイド・マニュアル」非常通信協議会

  その他 


 

以下の記述は、旧ホームページから転載しました。従って文字列等のみだれが有ります。


2016年5月3日(火) 9680    9660                                                    
Atom日記         ☆我が家の放射能は10万年後には?!
福島原発側の雨樋出口で測定した。(事故原発は北東約150km)
2011/6/28計測
放射線ピーク値は、2.00μSv/h
2012/5/8計測
放射線ピーク値は、2.05μSv/h

2013/5/4計測
放射線ピーク値は、1.52μSv/h
2014/4/26計測
放射線ピーク値は、0.69μSv/h

2015/5/7計測
放射線ピーク値は、0.51μSv/h

2016/5/3計測
放射線ピーク値は、0.20μSv/h

上記の雨樋以外の庭は、0.10~0.11μSv/h程度です。

 



災害と情報伝達     工事中        2015/9/17   2015/9/22

鬼怒川が決壊して大きな被害が発生しました。
私は小山市南部の思川から東に約1km、鬼怒川から西に約10kmのところに住んでいます。
私のところは被害は有りませんでした。しかし思川の西側と鬼怒川の東側には大きな被害が発生しました。

9月11日朝、思川堤防に行き近くに住む人から話を聞くことができました。
それによると9日の午後9時ごろに「避難指示」の広報車が何台も来て広報していたので、「ただ事ではない」と思い、避難したそうです。11日に堤防上面から1m下の水面跡を見て、実害は無かったが避難して良かったと云っていました。                                                                                                                                           ↓      思川     ↓

2015/9/10 10:41 水位9.6m 堤防上面 11m(NHKより)     右岸堤防 2015/9/11 6:50 水位5.95m
  2015/9/10 06:00 最大水位 9.95m(左岸乙女水位計)                                                                                              2015/9/20 

 思川右岸、一部の地点が低くなっていて、右側から左側に越水した跡が有った。    2015/9/20
 水位計から推定すると数時間は越水した模様。 2015/9/20

思川は昭和22年に西側堤防(思川右岸)が決壊して多くの被害が発生しその後の堤防のかさ上げで今回は越水や決壊は防げたようでした。
小山市は防災無線が無く、思川の西側はサイレンと広報車で知らせたらしい。(私は防災無線は有効か疑問を持ってる)

一方、鬼怒川では決壊した地区に避難指示が出ていなかったり、行方不明者が確認できなかったり、国、県、市の連携や情報共有の無さ、避難場所が被害に合ったり、何より対策本部の常総市役所が浸水して機能不全に陥って最悪の状況だったり、避難勧告や指示は、無駄を恐れずに、どんどん出すように国が指示していたと思いますが、それすら市は知らなかったと思わずにはいられません。情報収集ヘリは飛んだのでしょうか。
情報に対する備えが皆無で、混乱の極みの状態に見えました。

今回の鬼怒川の災害現場では、ヘリによる救出が大活躍で100%以上の大きな成果ではなかったかと思います。関係者の訓練のたまものです。
しかし、一方で避難勧告や指示が的確で、市民も避難訓練をしていれば救出を待つ人は1/10以下だったのではないか、と思わずにはいられません。
あれだけ多くの人たちが救出を待つ状況にしてしまったのは、「想定外の豪雨」だったからでは済まされません。費用も莫大でしょう。この費用を防災に使えば、と思ってしまいます。
風水害の場合は、地震と違って予測ができます。準備が出来ます。
しかし、堤防決壊から24時間後にも浸水する。水は低いところに流れる、を実感させられました。
ヘリのパーフェクトな活躍を見ていると、的確に判断して的確に広報すれば、大部分の人達は事前に避難出来たのではないでしょうか。
今回は、その判断も情報の混乱と相まって欠落しているように見えました。

私はアマチュア無線ボランティアとして栃木県、埼玉県(県内各市で順次訓練)、宇都宮市、越谷市等々の防災訓練に何回も参加していますが、訓練の主体は地震発生に対するものです。
昨年、初めて栃木県で水防訓練が鬼怒川河川敷(宇都宮市)で行われました。
しかし、これらの訓練はその大半が救助する側の「訓練の模様を台本通りデモする」ものでした。
「情報伝達」については、僅かに我々アマチュア無線が「情報伝達訓練」をしていますが、それは台本通りに「現場の状況を本部に報告する」だけの一方通行のシナリオだけです。
また他の部署からも報告はやりますが、情報はそこで止まっている感じで、その情報を収集、整理、共有、検討、広報し、繰り返す訓練は有りません。また、その情報に基づいた救助訓練も有りません。

一方、インターネットで調べると、「災害時に於ける情報共有の難しさとその克服」(財、河川情報センター)、「水害時における情報収集・検討会報告書」(豊岡市)、「洪水時における情報提供の充実について」(大阪府河川整備審議会治水専門部会)、「鶴見川流域における洪水予測情報共有の試行について」(京浜河川事務所)、「第2回 水害に強いまちづくり検討部会、土器川における・・・」(香川県国道河川事務所)等々の資料が沢山出てきます。
どれも、どの様にして的確に現場を掴み、整理して、どの様にして早く的確に内部、外部に伝え共有、広報するかに問題意識を持った資料になっていて、その難しさが伝わってきます。

ここで疑問を羅列します。
1. 個別には、それぞれの機関が災害経験に基づいた検討をしている模様です。(被災した所)
2. 災害時における情報の整理、共有、広報に関して全国的な検討が行われているのでしょうか。
3. (財)河川情報センターと云う機関が有ります。ここは河川情報を出すだけでしょうか。ここには研究部署が有るようですが、何を研究しているのでしょうか。研究資料は公開されて自治体等で使われているのでしょうか。河川 防災に取り組んでいるのでしょうか。国レベルの河川防災の専門機関は有るのでしょうか。
4. もちろん、災害は地域性が有ります。最終的にはその地域に合わせた対応にする必要が有ります。このような動きは有るのでしょうか。
5. 災害列島の日本には、その「地域固有の防災マニュアル」が必要で有ると共に、全国の災害状況を取り入れて「毎年改定」し、「毎年訓練」する「仕組み」と「訓練実施」が必要です。
6. 一方で多くの県、多くの市にまたがった広域被害も発生しています。この場合の連携はどのようになっているのでしょうか。


7. しかし、それでも その自治体に於いては一生に一度有るか無いかの事態です。

    まして知事、市長は選挙で選ばれた災害対策には素人でしょう。

 

県、市の職員も防災や災害対策に熟練するほど訓練することは不可能でしょう。  
何処で災害が発生しても、今回と大きな違いは無いではないでしょうか。
災害は自治体ごとの対策限界を大きく超えているのではないでしょうか。

 

プロ集団の恒久的な「防災・災害対策・復興庁」が必要ではないでしょうか!(期限付き「復興庁」はあるようですが!)


そこで少しでも安全を増やすため・・・・・ 
1.. 国レベルの「防災、災害対策の高度な専門家集団」が必要ではないか。(有るのでしょうか?)
2. その集団は「特別警報」が発令された地域に派遣して、
 ① その地域情報を取入れて「防災」の指揮を執る機関として活動する。
 ② 災害が発生したら、その地域情報を取入れて「災害対策」の全ての指揮を執る機関として活動する。
 ③ 一般国民を対象にした「防災、災害」に関連した「本物の訓練」を地域を取込んで計画し実施する。
情報収集、整理、共有、検討、広報を繰り返し行う「情報部隊」 と 「実働部隊」が車の両輪として機能することが必要です。
専門家集団が現場の指揮を執ることが、被害を少しでも少なくする道ではないでしょうか。
この「情報」+「実働」の専門集団は、目的は違いますが最も進んでいるのは「軍隊」でしょう。

それでも被災は発生します。自然の脅威に100%の防災は無理でしょう。
防災の専門家は、少しでも安全を増すためには、「過剰な行政依存をしない」、「自助」と云われる「自分は自分で助けろ」と云っています。
「どの様な時に」、「何時」、「何処に」、「逃げるか」を「決めておく」・・・・・。ことが必要なようです。

                 "" 災害一瞬に来る訓練一生続ける ""  災害列島にっぽん
追伸
8月30日(日)に栃木県・小山市総合防災訓練が小山市で14年ぶりに行われました。
訓練は、午前9時に開始され11時50分に予定通り終了しました。
訓練項目は
45項目、その中で情報関連訓練は6項目、さらにその中でアマチュア無線が3項目行っています。
なお、小山市では開催案内は、市の広報で出しましたが、市民に対して見学や参加案内はしていません。
通常の訓練場は炊き出し訓練でにぎわうのですが、◎◎が視察に来たときのみ配給するとかで超節約くんれん。
また、訓練終了後の帰りの道路の大渋滞はなんとかしないと!!クレームに !。 
自治体の姿勢が分かります。→そして水害が発生した。・・・なんともhi  参加者∶1,400名
(・・・い~?)

思川の堤防のすぐ下に小学校が有ります。そこに「避難所」の看板が出ているので、そこが避難所だと思っていました。しかし今回の思川の増水で学校前の道と校門が浸水して学校にし入れない状態でした。
さすがに今回は、避難所に指定されていませんでした。災害によって避難所が変わるらしいことが分かりました。



2015年5月7日(木) 9680    9660                                                    
Atom日記         ☆我が家の放射能は10万年後には?!
福島原発側の雨樋出口で測定した。(事故原発から南西約150km)
2011/6/28計測
放射線ピーク値は、2.00μSv/h
2012/5/8計測
放射線ピーク値は、2.05μSv/h

2013/5/4計測
放射線ピーク値は、1.52μSv/h
2014/4/26計測
放射線ピーク値は、0.69μSv/h

2015/5/7計測
放射線ピーク値は、0.51μSv/h

上記の雨樋以外の庭は、0.10~0.11μSv/h程度です。
 

 

2014年8月25日(月) 9680    9660                                                    
Atom日記          ☆注目高まる安全な原発 > 次世代型「高温ガス炉」(HTTR)     
2012年12月4日(火)に『新次元の本当の原子力発電の開発を』と書いていますが、その開発が行われています。
{詳細は ここに・⇒・} 高温工学試験研究炉 http://httr.jaea.go.jp/index.ht
上記、ホームページによると、「高温ガス炉」(HTTR)と言う物で、原子力発電には変わりないが、
1.安全である。①自然に止まる。②自然に冷える。 2.発電コストが安い。軽水炉より約20%安い。 3.発電以外にエネルギーを利用できる。
デメリット(メリット?)としては、大きな規模は作れない。軽水炉110万kWe、に対して「高温ガス炉」30万kWe。
しかし、これが最大の特徴ではないか。1か所に莫大なお金が集まるので、原子力ムラ、利権ムラが出来ているのです。これで利権ムラが解体します。

2030年を目指して開発が行われている模様。
 

 

   


2014年4月26日(土) 9680    9660                                                    
Atom日記             ☆我が家の放射能は10万年後には?! 
福島原発側の雨樋出口で測定した。(約150km)
2011/6/28計測
放射線ピーク値は、2.00μSv/h

2012/5/8計測
放射線ピーク値は、2.05μSv/h

2013/5/4計測
放射線ピーク値は、1.52μSv/h

2014/4/26計測
放射線ピーク値は、0.69μSv/h

上記の雨樋以外の庭は、0.10~0.11μSv/h程度です。


2013年5月4日(土) 9680    9660                                                    
Atom日記             ☆我が家の放射能は10万年後には?! 

 
 
 
福島原発側の雨樋出口で測定した。(約150km)
左上写真 2011/6/28計測
放射線ピーク値は、2.00μSv/h


左中写真 2012/5/8計測
放射線ピーク値は、2.05μSv/h



左下写真 2013/5/4計測
放射線ピーク値は、1.52μSv/h

飛来する量より地面に浸透する量が多くなったのでしょうか?
上記の雨樋以外の庭は、0.10~0.11μSv/h程度です。

2012年12月4日(火) 9680    9660                                                    
Atom日記             ☆我が家の放射能は10万年後には?! 
  「脱・卒「原発」ゼロ」について、ちょっと考える!

新聞には「脱原発」「原発ゼロ」「卒原発」等々の文字が踊っています。
これは何をもって、脱、ゼロ、卒、と云うのでしょうか。
少し調べて私なりに定義して見ました。

・脱原発:原発のエネルギーを使わないで必要電力を確保する。
すなわち節電、代替えエネルギー、再生可能エネルギー等により必要電力を確保する。
条件:原発を停止し再稼働出来ない状態にして廃炉にする。廃炉は10~30年後とも。

・原発ゼロ:「競争原理等により原発のエネルギーを使わないで必要電力を確保する」と。
すなわち節電、電力自由化(送配電分離等含む)、代替えエネルギー、再生可能エネルギー等により必要電力を確保する。
 条件:原発を停止し再稼働出来ない状態にして廃炉にする。

・卒原発:「10年以内に原発の廃炉実現を目指す」と。
条件:原発のエネルギーを使わないで必要電力を確保する。
すなわち節電、代替えエネルギー、再生可能エネルギー等により必要電力を確保する。

何れも「廃炉」を伴うと思うので、ここで「廃炉」について考えてみたいと思います。
一口に廃炉と言っても簡単ではないでしょう。
普通の火力発電所なら、構造物を解体して廃棄物を処理して終わりになり、1年も有れば出来るでしょう。
しかし、原発は大量の放射性廃棄物が出ます。
解体にも特殊技術が必要ですが、その放射性廃棄物の処理もしなければなりません。
その技術も処理方法、場所も決まっていません。

東海原子力発電所の例では、小さな1基(16.6万kW)が1998年運転停止、2020年廃炉完了予定で進んでいます。実に22年間の計画です。
通常の原発は約100万kWと約6倍の大きさです。
福島第1原発のように破損した原発は状態が違うので4台共に違った方法で解体することにならざるを得ません。廃炉技術も確立していません。
福島原発4台が平行に廃炉作業しても東海原発よりも、さらに年月を要するのではないかと思われます。
もちろん、福島にはプラスして広域除染、現状復帰という難問が有ります。
チェルノブイリ原子力発電所は26年後の今も廃炉の見通しさえついていません。

一度、廃炉となれば、原子力工学の科学者、技術者、技能者は去って行き、新たに勉強しょうとする人も去って行くとも云われています。
これを全国の50台以上の原発を、一斉に廃炉にするには技術者、作業者、解体設備からも不足して出来る状態ではありません。
また、そこから出る大量の放射性廃棄物を、何処にどのように処理するかもまったく見通しが有りません。

たとえば、50基を5基同時にシリーズに解体すると、22年×10回=220年となります。
実際には、技術の進歩、時間的に重なる部分は有っても50~100年以上は有するのではないかと思われます。
その間に解体を待っている原発を冷却しながら安全に維持保管するにも大きな人員と費用が発生します。
これも電気料金に加算されるのでしょうね!。ここに地震、津波が来ない保証は有りません。
また、核燃料は突然の原発の停止で在庫、購入契約等々の問題も多々有るようにも思います。(急には止められない?)

この廃炉技術は、放射性物質をどのように取扱うかの技術でも有り、大きな産業でも有るのではないでしょうか。(世界中には何百もの原発が有り、いずれ廃炉になる)

廃炉技術には、通常の建築物と違って、放射線防護、放射線除去、除染、低レベル(放射性)廃棄物処理、高レベル(放射性)廃棄物処理、放射性廃棄物処理、使用済み核燃料処理、核燃料処理(使用前)等々の技術が伴います。
最近の家電品は分解することを考えて作られている物もありますが、今の原発は廃炉にすることを考えて作られていないと思います。

これからは、廃炉技術の無い原発作りは無いと思います。(大間原発は考えられているのでしょうか?)
廃炉技術から次の産業も生まれてくる可能性も有ります。
これこそ日本だから出来る、廃炉技術から新しい原子力工学、新次元の本当の原子力発電の開発を目指す必要があるのではないでしょうか。それが無ければ、廃炉すら出来ません。人も集まりません。

現在有る53基の原発は、安全神話に基づいて作られた不安全な原発なので、出来るだけ早く廃炉にしなければならないと思ってます。
この、原発停止と廃炉 及び 新次元の本当の原子力発電の開発の最大の難関は、「原子力 ムラの完全解体」と「新原子力 ムラ誕生」の完全な阻止です。

政治家は、だだ「脱原発」「卒原発」「原発ゼロ」を云うだけではなくて、少しだけでも具体的に考えてから発言して戴きたい。
日本中が「選択」から、日本中が「考える」に転換しましせんか?。
16日の選挙では、「「じゃんけん」」 で決めたくなるのは、あなたではなくて「「国民」」です。(やっぱり「選択」?)


2012年9月4日(火)  9680    9660                                                    
Atom日記             ☆我が家の放射能は10万年後には?! 
  資源エネルギー庁では、新しいエネルギー基本計画に向けた意見を募集しています。  http://www.enecho.meti.go.jp/info/committee/kihonmondai/ikenbosyu.htm 
下記の内容を提案しました。
新しいエネルギー基本計画に向けた意見

提案
1.2030年までに現在、稼動・停止中の原子力発電はすべて廃炉にして、再生可能エネルギーにする。
2.2030年までに100年間は過酷事故が起きない原子力発電を50Hz地区及び60Hz地区にそれぞれ1台づつ、新たに用地選定して新規に設計・製造して運転する。
ただし、1台が100年間では無くて、30年寿命で30年毎に新たに用地検討して新規に設計・製造して運転してゆく。

1.の理由
①現在、停止中及び稼働中の原子力発電は、いわゆる「安全神話」に基づいて作られた原子力発電で有って、著しく安全が欠如した原子力発電なので、いずれは福島原発過酷事故と同じ状況になることは明白である。
②従って即時廃炉にしたいが即時は技術的に困難なので2030年までにすべて廃炉にする計画で進める。
その間は過酷事故が起きないように神に祈るだけ。

2.の理由
①廃炉にする技術及び近隣諸国の原子力発電過酷事故に対する防御のために、国内原子力発電技術及び廃炉技術の向上及び開発が必要で必要最小限度の原子力発電技術は必要で有る。
②従って、福島原発過酷事故の原因を徹底して解明し、その原因を生かして用地選定、設計、製造、運転を行い、継続して100年間は過酷事故が起きない原子力発電をとする。(30年寿命で30年毎に
③50Hz地区及び60Hz地区にそれぞれ1台としたのは、原子力発電技術の維持向上のための最小限度必要な原子力発電で有って、その放射性物質も少なくて埋設処理も可能で有る。

条件
①形有るものは、かならず壊れる。との考えで原子力発電を考える。
②原子力ムラ及び安全神話から完全脱却が出来るかどうかが最大の問題で、これが出来ないと 2.は無い。
③再生可能エネルギーは原子力発電より高いと言っているが、現在の日本の電気料金はフランスやドイツ
アメリカ(修正)に比べて約2倍になっている。従って日本の原子力発電原価は再生可能エネルギー原価より高い。
④日本の高い電気料金を継続すれば、原子力発電の安全を充分に確保可能である。
⑤100年後に原子力発電技術及び放射性物質処理技術が確立したら、原子力発電の増設も可能である。
⑥すべては原子力ムラ及び安全神話から完全脱却出来るかどかで決まるが、それは技術的では無くて、政治、官僚、財界のお金亡者の問題で有る。

2012年7月29日(日) 9680    9660                                                    
Atom日記             ☆我が家の放射能は10万年後には?! (一部修正して再掲しました)
  2012/7/23「政府事故調査報告書」で4つの事故調査報告書が揃った。
福島原発事故で我々は「原発を知ってしまった。」
「原子力 ムラ」が作った「安全神話」によって「電力会社」は「安全ぼけ」になっていた。
福島第一原発では、その「安全ぼけ」の限度を超えた事態(全電源喪失等)が発生し、原発を制御していた「電力会社」は「パニック」になって制御出来なくなってしまった。
これを彼らは「想定外」と言った。
これは、数々の指摘を無視してきた単なる『安全ぼけ外』ではないか。
原子力発電と他のエネルギーによる発電を同一に考えている人が居るが、原子力発電と他のエネルギー発電は、別に考えなければならない。
なぜなら、
原発は、「放射能」と言う「生物滅亡剤」を、新たに作り出すからだ。
今考えられている他のエネルギーによる発電は「生物滅亡剤」は作り出さない。
原発は、冷温停止できなくなると地球規模の事故になる。
他のエネルギーによる発電は、事故になっても限定的である。
福島第一原発事故で拡散した放射性物質の処理には見通さえつかない。
そのために莫大なお金がかかる外に、避難している人達はお金に換算できない重篤な犠牲になっている。
この状況を電力会社の社員が「放射能で死んだ人は居ない」と言った。
この程度の犠牲は問題無いと言っているように聞こえる。
これは、同じ日本人とは思えない言動である。

原発については、「技術的問題」と「原発政策を立案、設計、製作、・・運営、実施する人々の問題」を別に考えなければならない。
現在の原発は、「原発政策を立案、設計、製作、・・運営、実施する人々」が、事故が起きるような原発を
「作らせて」しまったからだ。
もし、今、原発反対及び中立の立場の科学者及び技術者達に原発政策を立案、設計、製作、・・運営、実施させれば、100年間は事故の起きない原発は実現可能でしょう。(事故=冷温停止出来ない事故)
100年後には、1000年間は事故の起きない原発は実現可能となるでしょう。
(注)1台の原発の寿命は30~40年)
それは、原発原価を20~30%プラスすれば済んだはずではないか。
もしかして、諸外国より高い電力料金の日本では、電源三法の費用や電力会社のバラマキ+浪費を考えれば、同じ原価で実現出来たかも知れない。
さらには、フランス、ドイツ並の低い電気料金
日本の半分ぐらい。注)2002年から円高でかなり日本の料金に近づいたが、アメリカは円高でも約半分ぐらいの模様 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4105.html 2012/9/4で、フランス、ドイツ並の事故の無い原発が出来ていたかも知れない。(地震・津波対応分は高くなると思うが)
事故直後にフランス大統領と一緒に来たフランスの技術者が、日本の原発技術は2流、人は3流と言ったとか。
しかし、現在の「3流の人達の集団である原子力 ムラ」が、それら(高くなる事故の無い原発)を許さない。
何故なら「電力会社が、より儲からなくなる」からだ。
そして日本が現在の「電力会社が、より儲かるシステムで回っている」からだ。
このシステムが回ると、3流の人達の集団にお金が豪雨となって降り注ぐ。
もうやめられない金権麻薬だ。
「この金権中毒患者の原子力 ムラ人達」は、無くなるどころか、「原子力 ムラ」に、さらに「金の降る木」と分かった「民主党」も新たな村民になっている。
もう一つの側面から「原子力 ムラ」を見ると、
原発は、元々は原爆の材料のプルトニウムを作りながら平和利用を標榜している。
現在の原発の技術は、フランス 対 日本+アメリカ連合になっている。
ここで日本の「原子力 ムラ」が解体するとフランスの独壇場になり、一番困るのはアメリカである。
従って、国際バランス上から日本の「原子力 ムラ」は解体できるはずが無く絶望的であり闇の中である。

国会事故調では、原発事故は「日本の文化」と言ったようだが、「地球規模での原子力 ムラの文化」ではないのか。
その「原子力 ムラ」が「徹底して国民の無関心を作り出した」。
これを文化と言うのか、プロパガンダと言うのか分からない。
原発については事故が発生するまでは、私達自身も無関心で有り責任の一端が有る。
自身にも収束させる責任が有る。
しかし、残念ながら自身、子、孫では収束は出来ない。
どなたかが「我々はパンドラの箱を開けてしまった」と言った。
とるべき道は、ただ一つ「国民一人一人が・・・・・」だけである。
それにしても、それぞれの事故報告書の結果をどの様に扱うのでしょうか。
事故報告書を国民に提示して「おしまい」ではないでしょうね。

2012年5月8日(火)                                                          
Atom日記            ☆我が家の放射能、10万年後は?!

左写真は庭の芝生の上(0.10μSv/h、正常値)
左中写真は福島原発側雨樋出口(ピーク2.05μSv/h)
上写真は同じ雨樋出口の1年前の10分間のμSv/hの変化グラフで、ピーク.2.0μSv/hです。
1年後の現在でも、ほぼ同じグラフです。
やはり10万年後も変わらないのでしょうか!
(この測定器で測れない放射能も有ります)

2012年3月6日(火)                       創作長編日記?へ          
Atom日記     ☆人類が存続しているかも解らない万年先も、事故を起こした原発は放射能を出し続けている・・・・・。
福島原発事故独立検証委員会(民間事故調、委員長・北澤宏一)の調査結果が発表されて、一斉にメディアが報道している。
メディアは、面白おかしく「総理が、バッテリーの寸法は・・・・」と聞いて回ったとか!。
これは、事故発生当事者である東京電力の対応について除外されたもので、「事故報告」にはほど遠いものである。
基本的には、「原発事故発生直後の国の対応」について報告したものである。

国の対応を批判するために作られたと思われる この「民間事故調」でさえも、当時の菅総理が東京電力の撤退を防いだと評価しているらしい。
従って、当時の菅総理は東京電力の撤退を「身を挺して防いだ」英雄であると云わなければならない。
真剣に検討された首都圏の3000万人の避難を防いだ。
最も信頼されるべき原子力安全委員会、・斑目委員長が最も信頼できない専門家だった。
総理は、「デンと構えて指示すべき」との意見も有るが、それは周囲に信頼出来るスタッフが居てのことで、かっての阪神淡路大震災の時のように「デンと構えて何もせず」、現地に行っても「ああそう、大変だね~」と言っている人に比べれば大きな違いではないか。
もちろん、信頼出来る人を配置できなかった責任はある。
100の無作為が有っても、一つの致命的結果を防いだとすれば。

我々に出来ることは地球上に、これ以上放射能を増やさないことぐらい。
我々は、パンドラの箱を開けてしまったのだから。
千年先、万年先がどうなるかは誰にも解らないが、事故を起こした原発が放射能を出し続けていることだけは確かである・・・・・。


現在有る事故調査委員会
1.政府による事故調査・検証委員会(政府事故調、委員長・畑村洋一)
2.国会の調査検証委員会(国会事故調、委員長・黒川清)、
3.福島原発事故独立検証委員会(民間事故調、委員長・北澤宏一)

2012年1月19日(木)                       創作長編日記?へ          
Atom日記     ☆「官邸から見た原発事故の真実」田坂広志著 を読んで
「官邸から見た原発事故の真実」田坂広志著(2012年1月20日発行)261P
―――原子力の専門家であり、内閣官房参与として3月29日から9月2日まで現場で原発事故対策に取り組んだ著者が語る―――
目次から
1. 官邸から見た原発事故の真実
2. 政府が答えるべき「国民の七つの疑問」
  1)原子力発電所の安全性への疑問
  2)使用済み燃料の長期保管への疑問
  3)放射性廃棄物の最終処分場への疑問
  4)核燃料サイクルの実現性への疑問
  5)環境中放射能の長期的影響への疑問
  6)社会心理的な影響への疑問
  7)原子力発電のコストへの疑問
3.新たなエネルギー社会と参加型民主主義

著者は、
「バンドラの箱」を開けてしまった。
  10万年後の放射性廃棄物の安全は無い。
「首都圏3000万人の避難」という最悪シナリオの可能性があった。
今回の事故収拾に向かったのは「幸運」に恵まれた。
原発者達は、「安全」を語ることで自己催眠に陥った。
楽観的空気が生み出す「最悪のリスク」。
「国民からの信頼」を回復できない理由。
人的、制度的、文化的要因 こそが原因。と。
確率論的安全は無い。経済優先の思想が安全を無くした。
そして、解決手段として「参加型民主主義で」と訴えています。
著者のブログ:http://blog.hiroshitasaka.jp/

この本は、いままでの「原発は・・・」と、だだ不安を煽るだけの本とはまったく違った内容です。
原発に関心を持っている人は是非読んでみてください。

2012年1月14日(土)                       創作長編日記?へ          
Atom日記     「原発 官僚」漂流する亡国行政」(七尾和晃 著)他 を読んで
私の感じている事を書きます。下記の内容は、表題の本の内容とは直接関係有りません。

日本における原発は、原爆被害を連想させないように「放射能」と言う言葉を禁句とする必要が有りました。
そこで、ひたすら安全安全絶対安全と唱えて、言い出した本人も自己催眠にかかり、国民も安全と信じ込まされて「放射能」は意識から無くなりました。
そして、「安全で無いと言う人」を無視して、いつの間にか安全だから、これ以上安全にお金を使う必要が無いと信じ込まされてきました。
今回の原発事故原因は!。
技術問題、科学問題では無くて、原発を「仕切った人々」が人間としての資質が無かったのです。
原発を「仕切った人々」に「末代まで残って大勢の人に莫大な害を及ぼす放射能が有る」の意識が全く無かったのです。
本来、技術者、科学者は「本能的に、この一線を越えたら危ない」が有ったのですが、「仕切った人々」に、一部の技術者、科学者が「楽だから合わせて」しまったのです。
技術者、科学者の中には、「合わせなかった」人も居ましたが、「仕切った人々」に徹底して排除されてしまったのです。
そして、時代と共に「本能的に、この一線を越えたら危ない」と、感じない「仕切った人々」と、「合わせた人々」も、何代も入れ替わりました。
その結果、誰が、何処で、何したか、うやむやになり、自然災害だから「想定外」と言って、誰の責任でも無くなってしまったのです。
もし、「科学者」が「仕切っていたら」。「技術者」が「仕切っていたら」。違っていたかも知れません。
そして、膨大な放射能被害だけが残ったのです。
これは、放射能の直接の被害者だけでは無くて、日本国民全てに被害が及んでいるのです。
我々は、「仕切った人々」任せて、この原発の電力の恩恵を受けた代替えに、長時間かけて、この原発(放射能)の後始末をしなければなりません。
我々にも「仕切った人々」を監視しなかった責任、任せた責任があります。
「放射能」が無ければ、単なる化学プラントの事故として、発電所敷地内の事故で治まっています。
「残念ながら日本人には、原発を作って使う資質が無かった」のです。
日本人はブレーキを持っていたのですが、その原発に付けられなかったのです。
原発事故直後から日本に来て、つぶさに見た原発大国のフランスが言いました。「日本は原発の技術力は二流、それを扱う人は三流」と。
そして、フランスの原発は、技術力は一流、それを扱う人も一流」、だからフランスの原発は安全、と。
我々は、「仕切った人々」が、「どの様な人達」で、何時、どの様にして、仕切ったか、を明確にする責任があります。それが「根本原因」だからです。
特に、「どの様な人達」には、政治家、産業界、官僚、メディア、ドン?、ボス?等々が含まれると思います。
「原発は放射能を作っている」を忘れない。
「原発は放射能を持っている」を忘れない。
世界は、一部の国を残して原発に邁進しています。日本と同じような国が無いことを祈りつつ・・・。

つづく

☆「仕切られた人達」
「科学者」は、核分裂を如何に安定的して安全に継続することを第一に、事故が起きたときは如何に早く核分裂を停止させるかを第二に研究した。そして今回は機能した。(学会)
そして、大多数の一般国民。

☆「自主的に仕切られた人達?」
「技術者」は、核分裂を如何に安定的して継続すること、事故が起きたときは如何に早く核分裂を停止させること、そして冷却を継続すること、を決められた条件(設計基準)に合わせて、「設計」して「作って」きた。(業界)

☆「仕切った人々」(経産省、原子力安全委員会、原子力安全・保安院、電力会社)
核分裂を如何に安定的して継続すること、事故が起きたときは如何に安定して核分裂を停止させること、そして冷却を継続すること、を「設計」して「作る」条件(設計基準)を作って決めて、守られているか監督した
条件(設計基準)は、プラントの素人が装置単品の基準を決めた。
しかもプラントとしての最も重要な「システムとしての安全基準」と言う考えが欠落していた。
自主的に積極的に、経産省に同調して、早く安く出来るような、条件(設計基準)を作った。
そして
原発は、条件(設計基準)通りに作られていたが、冷却を継続することが出来なかった。
本当に「想定外」で有ったなら、条件(設計基準)を作る能力が無かったのである。
安い電力原価を生む為に、外部から(国会でも)指摘されてきた安全を、ことごとく排除した。
業界も自主的に積極的に同調させられた。
「末代まで残って大勢の人に莫大な害を及ぼす放射能が有る」を忘れていた。
これを
「仕切った人々」の根幹は、歴代の経産省官僚(+ドン?・ボス?・マフィア? 正力?、 児玉?まで)で有る。と思った。
広島、長崎の被爆を生かせず、まさに自爆したのが、福島第一原発である。
3月11日までの繁栄と引き替えに!。
日本の原発に係わった歴代の経産省官僚は、何と言うのだろうか!。
「まずいな・・」「輸出できなくなる・・」と!。言ったとか。
福島第一原発事故は、「仕切った人々」にとっては、この程度の事故なのである。


おわりです
 

2011年12月27日(月) 2011/12/29追記            創作長編日記?へ          
Atom日記     事故調査・検証委員会の中間報告(概要) を読んで下記の提言をしました
「原子力の風土」の解明を望む   (以下を事故調査・検証委員会に送りました。12/29追記を除く)

委員会基本方針 ⑦起こった事象の背景を把握する
となっている。

以下、
中間報告(概要)を読んで、提言する(膨大なので全ては熟読していません)

「本当の事故は起きない」との前提で、「事故は考えない」、従って「検討もしない」「訓練もしない」、「形だけの机上検討」だけで終わっていた。

その「形だけの机上検討」の内容も「訓練していないので」実行されなかった。
これが、すべての場面で勝手な自己判断による行動になっている。
ロシア、アメリカ(国内でも)で発生していた原発事故が有ったにもかかわらず。

すべては、ここに根本的現象がある。

なぜ、「本当の事故は起きない」との前提で「事故は考えない」ことにしたのか、
何年か前の読売新聞に「もんじゅ」のナトリウム漏れの事故のインタビュー記事に、高名な原子力学者が「信頼できる、あの先生が良いと言っているのだから、良いと思っている」との発言がある。

原子力は、全て「本当の事故は起きない」と高名な先生「誰か?」が最初に言ったことを「伝言ゲーム的」に伝言して、「みんなが伝言しているうちに」、「事故は起きない」との前提になり「事故は考えない」ことに安住したのではないか。
また、それを良しとして、さまざまな安全指摘(国会でも指摘されてきた)を後退してきた、政治、業界(電力会社、産業界)、学者が有った。何故だ!。

従って「事故が起きたときに」、政府、東京電力、が「検討もしない」「訓練もしない」状況だったので、当然右往左往した。
外国で発生していた原発事故の教訓を全く生かしていない。(日本では事故は無いから、と!)

今も原子力関係者の事故に対する反省が全く無い、それは「日本の高度成長を支えてきたという自負からか」、「おごり」か。

根本原因は、「原子力の風土」の解明
日本人の持っている「良い絆」と、
日本人の持っている、もう一つの「本性」かも知れない。
この「本性」を指摘してこそ根本原因と言えるのではないか。

畑村委員長は、今回の事故調査に最も適した人だと信じています。(数年前から本を読んでいます)
畑村委員長も当初の記者会見で「風土の解明」をおっしゃっていたと思います。
是非、ここに踏み込んでください。もう1年かけても!!。


事故調査・検証委員会サイト:http://icanps.go.jp/

追記 2011/12/29
潜んでいるものは何か?。
今回の中間報告は、現在の事象を関係者の記憶が消えないうちにと言う制約からその部分が中心となっていると思います。
委員長の当初の説明の中で、「起こった事象の背景を把握する」として「組織的背景」「社会的背景」「歴史的変遷」を含むとしています。
根本原因は「原子力の風土」の解明である。
日本人の持っている「良い絆」と、
日本人の持っている、もう一つの「本性」かも知れない。
この「本性」を指摘してこそ根本原因と言えるのではないか。
日本の「組織的背景」「社会的背景」「歴史的変遷」の中にそれが潜んでいるのではないか。
 


2011年8月1日(月)                                                          
Atom日記                幻発(幻・原発。昔存在した原子力発電)

 2番目に多い雨樋出口
 (2011/8/1) 0.50μSv/h

 通常の庭などは、0.10~0.11μSv/h

我が家の福島原発側の雨樋出口測定(2011/8/20)
最高値:2.05μSv/h
平均値:1.45μSv/h



・原子力安全委員会(原子力安全委任会)
 自分では何もしない
・原子力安全・保安院(原子力安全・
不安院)
 不安をあおるだけ
・経済産業省(経産省=
計算省)
 経済性第一、安全第二
・電力会社(
殿力会社)
 殿様の力で庶民を見下している、


埋蔵電力
・各企業が持っている余剰発電電力量は不明
・電力会社が保有している発電電力量は根拠
が不明

☆電気のコストアップ
・特に原発の原価の根拠が公開されていない
のでアップする根拠も不明。
またいろいろな研究機関がコストアップすると
言っているが根拠不明
新聞も誤解するような大見出しを一面トップに
出している(スポーツ紙では無い)
原発は、技術問題ではなくて、人の問題です。人がこの仕組みを作ったのです。
電力会社や原子力安全・不安院(計算省)や佐賀県知事の"やらせメール"もこの仕
組みから逃げられないからです。
原発は、国営でも民間でもどのような組織にしても、当面は現在の人がこの仕組み
で原発を建設、運営することになるので日本では無理です。
仕組みを変えるのは人ですが、この人達には出来ません。
このまま日本で原発推進すると「安全神話」が「安心神話」になるだけです。
福島原発事故の直後は、世界中があの技術力の有る日本で起きた事故を見て脱原
発を考えたようです。
しかし日本の実情を一早く見たフランスが世界に正しい情報を発信して一部の国を
除いて安心して原発推進を続けることになり フランスも安心しました。(フランスはニ
ンマリ)
そのフランスは、日本の原発に対して「技術は二流、人は三流」と言っているようで
す。残念ながら、その通りだと思います。
日本の原子力 ムラの人達は、技術的には単なる「間抜け集団」だったのです。
火を消そうとしてポンプを動かそうとしたら、「あっと驚いた」燃料(電気)が無かった
のです。これは「間抜け」以外の何者でも有りません。
我々にも「間抜け」に任せていた責任が有ります。そして、これからしばらくは原発を
使わざるを得ません。
どうすれば良いでしょうか。
結論は、「全てを IAEA にお任せする」と、したいところですが、核拡散防止と原子力
の平和利用なので、原発推進団体の国際原子力 ムラの模様を呈しています。
従って、IAEA の意見を聞きながら日本が主体的に判断する必要が有りますが、
これも日本の原子力 ムラでは出来ません。
これから真っ先にやることは、「中間派」で安全審査委員会を作って、下記のことを行
います。
①最新の安全基準を見直して、福島原発事故に耐える基準にする。
②全国の原発をその基準に合っているか審査して、合格したところだけを稼動する。
③基準に合わないところは、改修予算を出して一定金額以上は廃炉にする。
そして今後、最も力を入れて続けなければならないことは、「放射能防御・処理・廃
炉・対策」の技術の構築です。現在の原子力 ムラでやるしかありません。
この技術は、福島原発と言う放射能現場が有り続けることと、近隣諸国からの放射
能汚染の可能性も有り、最重点課題です。
これを推進する組織は、総理大臣直属の組織にして権限と責任を与えて、財、官、
政、学、有識、報道、元IAEA、一般、の「中間派」で構成する。
そして時間は掛かりますが、

1.限発(限・原発。現在以上に増やさない)
 

2.減発(減・原発。現在より減らして行く)
 
3.幻発(幻・原発。昔存在した原子力発電)

 

を静かにやるだけです。

それは、国の強力な支援で再生可能エネルギーと埋蔵電力と節電で原発の代替え
をしながら進める方法しか有りません。
電気のコストアップは避けられませんが、原発の各種対策費(安全対策、補償等)を
考えれば将来は安くかった、となると思います。
数十年後に現在の原発を推進している人達が居なくなり、原発技術が進歩して本当
に安全で安心できる原発が出来るようになったら、次世代の人達の判断で再開する
のも良いのではないでしょうか
。放射能技術と引き替えに!。


2011年7月17日(日)                                                          
Atom日記                毒を食べながら楽しんで、子孫に毒を残してどうするのか!。

 
  ガイガーカウンター(指示は0.11μSv/h)

福島原発側の雨樋の出口付近では2.65μSv/h


台風後(24日)は、1.85μSv/hでした。
雨でだいぶ流された感じです。

「原発依存度を段階的に少なくし20年から30年後にはゼロにする」を閣議

決定してほしいと思っています。

財界と官僚と政治家とメディアが国民に安全神話を捏造して、経済性第一、

安全第二を進めてきた
やり方に反対なのです。

本当に安全第一に出来れば原発は有りだと思っていますが、残念ながら今

の日本では絶対に無理です。

これだけの事故が起きても、おおかたの財界と官僚と政治家とメディアは、

今まで通りで変わっていません。

原発と自然エネルギーの決定的な違いは、放射能害が有るか無いかです。

安全第一にすれば、当然ながら原発の発電コストは高くなります。今回の

事故対策費を入れるとさらに高くなります。

自然エネルギーとあまり違いは無いか、むしろ原発が高くなるかも知れま

せん。

それでも原発を続けるのは何故でしょうか。

やはり安全第二のままで続けるのでしょうか。

放射能牛肉が、どんどん広がっています。毒を食べながら、楽しんで子孫に

毒を残しながら!。

2011年7月3日(日)                                                          
Atom日記               ☆電気は沢山余ってます。---えっ? 
  日本中が節電節電になっています。 悪いことではないですが。

日本経済新聞 電子版(2011/5/15/16:08) に 次のような記事が出ていました。(以下、再掲)


「埋蔵電力」―鉄鋼や石油化学といった大量の電力を使うメーカーの事業所などは、まとまった規模の自家発電設備を持つ。

・・・そうした企業の自家発電能力を足し合わせると全国で6000万キロワットを超す。

・・・その東京電力の管内だけでも「埋蔵電力」は・・・1639万キロワットに上がり、5620万キロワットに落ち込んでいる東京電力の供給能力

と合わせれば、夏場のピークの最大需要(6149万キロワット)を余裕でまかなえるボリュームとなる。   (中略)

東京電力は、・・・「異業種からの電力購入は最小限に抑える」(幹部)方針。

発送電分離の動きにつながることを警戒しているのだ。

今のような緊急時ですら自前主義にこだわる姿勢が、問題をさらに複雑にしている。

と結んでいます。  こんなに電気が余っているのに、何故、政府もマスコミも、これを使わずに節電節電なのでしょうか。

東京電力以外は、電気ではないと東京電力が国民にすり込んでいるみたいです。 東京電力が完全に日本を支配しているみたいです。

原発を止めると大変だよ。と云っているのでしょうか。 東京電力は何故、原発がそんなに良いのですかね。 

財界は何故、原発がそんなに良いのですかね。 原発地域は何故、原発がそんなに良いのですかね。 違うなら説明がほしいですね。


2011年6月28日(火)                                           
Atom日記             ☆我が家の放射線量測定             
 
我が家は、福島原発から南西約150kmです。最近の自宅周辺の平地の放射線量は、0.10~0.14μSv/hです。

放射線が濃縮されると云われている 雨どい を測定しました。

北東(福島原発側) 雨どい 出口の土の上は、上のグラフのように測定器を置いておくと時間と共に変化します。(数字変化を見た感じです)

最高2.05、最低0.65、平均1.25 ぐらい 北西:0.50、他の 雨どい 出口(南東、南西)は、0.11でした。


2011年6月20日(月)                                           
Atom日記         ☆フクシマ論 から 福島県が「脱原発」を掲げるまで。             
  新進気鋭の社会学者が書いた、

「フクシマ」論  原子力 ムラは なぜ生まれたのか       著者:開沼 博 2011/6/30

著者は、結論として、

「「ここで主張したいのは、そのような幻想があったがゆえに、戦後の成長は達成された、という事実だ。

圧倒的な「近代の先端」を目指して、各アクターが必死に苦闘する。

その課程のなかでこそ成長が達成されるのだ。

そこには欲望が生まれ、そして権力や抑圧が渦巻いていた。

戦後成長にとって原子力という重要なエネルギー確保の手段が、中央にとっても地方・ムラにとっても、大いなる夢を描く上で不可欠な

道具となり、戦後成長そのものの原動力・エネルギーとしての役割を果たしてきた。

そして、そのような近代の過剰な部分への接近の試みによって達成されてきた戦後成長の根底にあったメカニズムに、「成長の暗部」を

見て取るときに、他の社会現象にも一般化しうる近代化の作動を見て取ることができるかもしれない。」」


と云っている。 (400ページの内容を、これだけの文字に凝縮しているのは見事)

著者は、福島県で生まれ育った東大院生の社会学を専攻する学生で、3.11(東日本大震災)以外は、ほとんどは生まれる前の出来事

である。

それを膨大な資料や現地調査と熱い郷土愛で「原子力 ムラ」を掘り起こした内容である。

3.11(東日本大震災)が無ければ、
決して「注目されてはならない研究」修士論文として書かれていた。

序章では、

「「原子力ムラを考える前提――戦後成長のエネルギーとは」」で始まり、

目次は、下記のようになってる。

「「翻弄される地方・地域の問題」の複雑さ、『田舎と都会』、地方の服従と戦後成長という問い

第一章 原子力ムラに接近する方法

第二章 原子力ムラの現在

第三章 原子力ムラの前史――戦時~一九五〇年代半ば

第四章 原子力ムラの成立―― 一九五〇年代半ば~一九九〇年代半ば

第五章 戦後成長はいかに達成されたのか――服従のメカニズムの高度化

第六章 戦後成長が必要としたもの――服従における排除と固定化

補章  福島からフクシマへ

忘却の彼方に眠る「変わらぬもの」――ポスト3・11を走る線分 」」

400ページ以上の力作で、読むのに2日も掛かってしまった。

ここでは、政界、官僚、地元、東電、財界、学界、メディアまでもが必然的に結びついて原子力 ムラを形成して、その歴史的背景と経過と

共に詳細に記述している。

特に福島県は、歴代知事が中央政界と強く結びつき、塩田、常磐炭鉱、水力発電と戦後のエネルギー政策に深く関与していた。

福島第一発原子力発電所は、日本で最初の商用原子力発電として中央政界と地元が原発がどの様な物か明らかにせずに、相思相愛

で実現してムラは発展してきた。

途中で反対運動もあったが村の財政は、原子力発電が継続しないと成り立たない状況になっていたと説いている。

前記の、

「「そこには欲望が生まれ、そして権力や抑圧が渦巻いていた。

戦後成長にとって原子力という重要なエネルギー確保の手段が、中央にとっても地方・ムラにとっても、大いなる夢を描く上で不可欠な

道具となり、戦後成長そのものの原動力・エネルギーとしての役割を果たしてきた。」」 「「それは中央の「植民地」となった。」」


と結論づけている。 ただし、この真の意味は、この本を読んだ人だけが感じる。

「こんなでたらめなことを放っておいたら日本はいつかとんでもないことになる」と言って、反原発だった佐藤栄佐久前福島県知事が辞任

して6年が経過し、3.11(東日本大震災)が起きた。

日本で最初の商用原子力発電所を今世紀最大とも思われる地震と津波が襲った。

福島県が「脱原発」を掲げた。



2011年6月13日(月)                                           
Atom日記             ☆原発反対派になったかな?                         
   いまだに原子力 ムラの人が「87%の浜岡原発を止めたが、福島原発は0%だったがM9が来た、浜岡原発を止める理由は無い」と、

止めた理由を求めています。

☆説明しましょう。

①福島原発は0%だったがM9が来た。と言うことは日本のすべての原発が危険ですぐにでも停止したい。

②しかし、原子力 ムラの人達が危ない所に
「安全を手抜きした原発」を日本中に建設して、すべての原発を一度に停止出来ないように

してしまった。

③やむなく、一番危険な数字が出ている浜岡原発を停止し、その後は余裕が出れば順次止めたい。

菅総理は、原子力 ムラ解体の「めどを付ける」までやるでしょう。

しかし、読売新聞の5月27日の社説は、「安全性高めて
原発利用続けよ」でした。

その読売新聞(6月11日)に1000年前の津波を考慮しなかったとか、全電源喪失の予測を考慮しなかったとか、失敗を認めるような記事

が出ました。

菅総理退陣予測で原子力 ムラ継続の余裕でしょうか。 私は、いつの間にか原発反対派になってしまったのかな?。

私は
、「安全を手抜きした原発」が反対なのです。 「手抜きしなければ」、有っても良いかな?。

日本の原発のすべてが「安全を手抜きした原発」だと思っています。 原子力 ムラ=安全を手抜きした原発 と思っています。

原子力 ムラの人が、がんばるほど原発反対派が増えるみたいです。


2011年6月4日(土)                                           
Atom日記             ☆原発とは?                         
  「原発のウソ」小池裕章 著(京都大学原子炉実験所助教)

原発に関する本を何冊か読みましたが、あまり具体的な数字で書かれているものは少なく、何となく危ないは解るのですがピンと来ませ

んでした。

そんな中で、この本は原発反対派ですが具体的な数字で危険を訴えていました。

その中から幾つかを集めてみます。

1.放射線感受性は年齢によって大きく違う。(グラフから私が数字化した部分が有ります)

 放射線によってガンになる確率は、20~30歳に比べて10歳未満は2~4倍。

 50歳以上は、1/50以下になる。(2%以下)

2.レートベース

 あまり聞いたことがない単語です。

 電力会社の利潤は、レートベースに「報酬率」という一定の%を掛けて利潤を「決める」と言うことです。

 レートベースとは、電力会社の持っている「資産」です。

 従って、資産が増えれば利益も増えることになり、原発は大きなお金が掛かりますから、その資産を増やすことに大きく貢献します。

 利潤を増やすために、電気料金を高くすれば良いのです。独占企業だからできるのです。

3.原発の発電コストは安くないか。

 一般に原発の発電コストは、5円/kwhとか6円/kwhで一番安いと宣伝されています。しかし原発は稼働率が悪く実際には10円/kwh

 以上と言うことで、火力発電より高いのです。   また、安くするために「安全」を犠牲にしたかも知れません。

4.原発はCO2を出さないはホントか。

 確かに発電する時の核分裂ではCO2は出さないが、その前の核燃料を作るのに莫大なエネルギー(石油など) を使っています。

 そこで膨大なCO2を出しています。

5.地球を暖め続ける原発。

 原発は、冷却するために膨大な海水を使っています。

 100万kwの発電で300万kwもの熱が出ます。その中で200万kwは海水で冷却し7℃高くなって海に捨てています。

 日本のすべての川の水は、1年間で約4000億トンです。原発を冷却するために7℃高くなった海水を約1000億トン海に捨ててい

 ます。

6.まだまだ、有ります。

 石油よりウランが先に無くなる。とか。核廃棄物の処理の問題は深刻です。原発から出るプルトニウムの処理も大変です。

実は、今「原発安全革命」と言う本を読んでいます。(安全な原発が有るらしい?)
 トリウムを使って実験段階でした。


2011年6月1日(水)                                           
Atom日記             ☆非常用冷却装置が取り外されていた                         
  テレビ生番組で、「原口衆議院議員が福島原発の非常用冷却装置が2004年に取り外されていた。

これが致命的に至った最大の原因だ。

この取り外しは、東電が要望し平沼経産大臣、小泉総理が了承していた。」

と資料をかざして言っていました。

こんな重要なことを、与党から野党(当時の人)に質問できないのでしょうか。

与党が自民党から民主党に変わって、全て(良いも悪いも)を民主党が与党として引き継ぐのは当然ですが、前政権に対して、質問ぐら

いは出来るでしょう。

2011年5月30日(月)                                           
Atom日記             ☆原子力 ムラ                         
  原子力 ムラの利権者は、原発推進自民党、原発推進官僚、原発推進学者、原発推進地域屋、原発推進業界、原発推進報道機関 等々

のようです。(朝日新聞の特集記事にも有ります。5/25~5/28)

長い長い間にガチガチに構築された利権構造は、政権が変わっても簡単に解体されるものではないようです。

震度9の地震や、30m超の津波でもビクともしていません。

菅総理が独断先(潜)行して、部分的に突破を試みていますが、「菅降ろし」の嵐が吹き荒れています。

民主党の中にも原子力 ムラの利権者が居て、「菅降ろし」をしているみたいです。

それでも、

①即座に住民の避難退避が指示された。

②風評被害も含めた救済指示。

③浜岡原発の停止。

④IAEAによる事故調査。

⑤畑村教授による事故調査委員会。

⑥1ミリシーベルト以下を目指す。(これは自民党時代の官僚の大きな抵抗が有ったはず)

菅政権が、独断先(潜)行だから出来と思います。

これは、決して自民党では出来なかったことだと思います。

自民党時代から、総理がころんころん替わって、国民は誰が総理になっても同じだと、うんざりしています。

国民の70%以上が、「一段落するまで(約1年)は継続する」(世論調査)と言っています。

しかし報道では、これを正反対の「70%以上が首相交代求める」(世論調査)の見出しです。

なぜ、政治家も報道も
「菅降ろし」なのでしょうか。

代わりが居るとは思えません。

これよりも良くなる可能性は有るのでしょうか。

「菅降ろし」は、原子力 ムラの利権者が変革(利権剥奪)を恐れているからではないでしょうか。

菅政権が不十分なのは解っています。独断先(潜)行は危険なのは解っています。

ここを突破するには、独断先(潜)行して、自民党では出来なかったことをするしか道は無いのではないかと思ったりもしています。

この 原発推進自民党、原発推進官僚、原発推進学者、原発推進地域屋、原発推進業界、原発推進報道機関 の解体が最も困難で、

これが進まないと、原発は何も出来ないのでは?。



2011年5月28日(土)                                                          
Atom日記             ☆あなたは、なに派??                          
各新聞社の 社説 の原発関連の見出しを比較してみました。

5月28日  

☆朝日新聞 ・ いい加減にしてほしい

☆読売新聞 ・ 政府と東電の情報共有を密に
         ・ 原発安全へ日本の教訓生かせ
 

☆毎日新聞 ・ 安全対策を早く進めよ
         ・ 何を信じていいのやら  


5月27日 

☆朝日新聞 ・ 太陽と風で挑戦しよう
         ・ 
脱・原発依存に生かせ

☆読売新聞 ・ 安全性高めて
原発利用続けよ

☆毎日新聞 ・ 国民合意形成に全力を


5月26日

☆朝日新聞 ・ もっと権限を与えよ

☆読売新聞 ・ ・・・

☆毎日新聞 ・ 独立性確保し解明を





朝日新聞は、脱原発

読売新聞は、原発継続


毎日新聞は、脱原発、推進 特にになし
4月15日に脱原発を社説で書いていたようです。2011/8/6




さすがに、社説の見出しは、内容と一致している
ようです。


あなたは、なに派ですか?

2011年5月27日(金)                                                          
Atom日記             ☆新聞の見出しは疑ってみる??                          
  新聞の見出しは、その内容を表していると思っていましたが、一致しているとは限りません。

5月4日読売新聞朝刊トップの見出しは 原発賠償 電気料金値上げ容認」 でした。

内容を読んでみると、検討に入ったと言うことのようです。

見出しだけを見て、電気料金値上げが容認されたと解釈してしまいます。

何か意図が有ってこのようにしたと思います。

「原発賠償 電気料金値上げ検討か」 とすべきか !


なお、この話はその後まったく出て来ませんので、検討もされていない可能性すら有ります。

「原発賠償 電気料金値上げ容認」の見出しの 訂正は有りません。 「・・・容 認 し た 」とは書いてないから!!

                       
この記事で決定しました。(読売新聞を断りました!。しつこかった!!)

もう一つ

見出しは、

首相交代、7割弱が求める=内閣支持21.9%
(時事世論調査2011年5月20日16時6分)

となっています。

内容は、

菅直人首相の今後について、

「対応に一区切りをつけたら退陣すべきだ」が53.5%。

「直ちに退陣すべきだ」は15.3%で、

首相の交代を求める声は合わせて68.8%に上った。これに対し、

「引き続き政権運営にあたるべきだ」は24.5%にとどまった。

震災発生から2カ月を経て、7割近くが首相の交代求めたことで、政権運営は厳しさを増しそうだ。

これも見出しだけ見ると、「今、首相交代、7割弱が求めている」と思いますが、この数字は「対応に一区切りをつけたら退陣すべきだ」が

入っていますので、退陣要求は今では無くて後の話です。

今このような要求をしていると思ってしまいます。

今どうなっているか、「対応に一区切りをつけたら退陣すべきだ」が53.5%、「引き続き政権運営にあたるべきだ」は24.5%とで、

「78%が今退陣することはない」となり、表題と全く反対になります。 質問の内容にも関係しますが。

これは、「菅降ろし」を意図した見出しに見えます。

国民は今すぐに 「菅降ろし」 をしたいと思ってはいません。(他の世論調査でもほぼ同じ数字です)


我々は、見出しだけ見て判断していることも多く、疑って見る必要も有るのでは?。


2011年5月26日(木)                                                          
Atom日記             ☆責任は(2)                                   
  なぜ、東京電力だけが責任追及されるのか?(その2) 

福島原発の責任は、東京電力と国(国民)が50%/50%だとすると。

事故の原発補償や事故対策費は、すべて国民が負担することになるのですから、東京電力の人達も我々一般国民並の生活に戻ってもら

いた。(私の基本的な考え)

東京電力は、利益の多い優良会社として今回の社長の退職金は、まだ公開されていないと思いますが、以前のトップの退職金が10億円

だったのです。

東京電力は、経産省の天下りを副社長の定席にして、料金の値上げを経産省に認めてもらっています。

確かに原子力発電は、国策として国の指導の元で東京電力の所有物として運営してきました。

従って、東京電力と国に責任が有り、ざっくりと50%/50%かも知れません。

東京電力だけに責任が有るとは思いません。

政権が自民党、民主党と何処で有っても、同じ国ですから国の責任は同じ国民の責任です。

現内閣が、浜岡原発を停止ししたり、東京電力だけに責任を負わせることで、内閣の延命になっているかも知れません。

しかし、今までの自民党だったら、実現しなかったと思います。

今回の事故に対する原発補償や事故対策費は、何処から出すかと言えば、いずれは電気料金か税金で国民が負担するしか方法は無い

わけです。

それなら、今回の社長の退職金、過去の役員、過去の天下り、過去の社員、現役員、現天下り、現社員等が電気料金で得た収入、資産

および電気料金で得た膨大な会社資産等(多額の企業年金、保養所や各種施設等々)を全て出して貰って、一般会社並の収入と資産に

してもらうことによって、国民負担の理解が得られると現政権は思っていると感じられますし、私もそれを望んでいます。

政権の延命だと考えるのは、政治家やマスコミのプロだけではないでしょうか。

一般国民は、延命で有ったとしても、他にいないことも有って「菅降ろし」はしていません。


独占企業として東京電力が誕生してから、政界(自民党)、財界、官僚、マスコミ等のほとんどが原発推進又は容認して、民主党の中にも

推進、容認派が居るでしょう。

国民は、ほとんどが知らずに黙認し、一部の人達が反対で来た状況だと思います。

「菅降ろし」も東京電力が丸裸にされるのを阻止しょうとする力が働いている感じもします。

要は、すべて国民が負担するのですから、東京電力の人達も我々一般国民並の生活に戻ってもらいたいだけです。

これが50%/50%です。

原発被害者から見れば、我々だけが何故犠牲にならなければならないのか。

原発の責任が有る東京電力の人達が、悠々としているのは耐え難いことです。

かなり、独断で書きましたので、大ブーイングが来るかも知れませんね。


2011年5月23日(月)                                                          
Atom日記             ☆方向転換したい?                                   
  自然エネルギーへの関心が高くなっています。

私は、西日対策としてゴーヤ、ヘチマ等をやりましたが、電気技術系の私にとって植物は結構難しいのです。

夏は、外壁のタイルが触れないくらい熱くなっています。 とりあえず、ヨシズ をやっていますが、この熱がもったいない感じです。

そこで、個人で出来る省エネや自然エネルギー対策の相談窓口が自治体単位やWebで出来ると良いのですが。

専門家によるアドバイスと 個人でやった成功例、失敗例を Webで見られるようになっていると良いですね。

理系、文系、体育系?、癒し系?、のレベルに合わせて、いろいろ有るとよいですね。

さらに、これらの成功例展示場が有って実物を見られると良いですね。

ただし、素人が実施すると危険を伴う場合が有るので注意が必要なものも有ると思いますが。

これを組織的に体系化して運用して盛り上げると、みんなに広がるのではないでしょうか。

私は、5年前に太陽光発電とオール電化をしましたが、今となっては良かったのか悪かったのか。

今、国会では、「でたら目」 言ったとか、言わないとか、自民党総裁と 総理大臣が 大激論しています。

どっちも どっちで、もう沢山です。 前に向けさせてください。

世界から絶賛された国民が 範を示して、国(特に官僚、政治家、マスコミ)を 前向きにさせましょう。

2011年5月22日(日)                                                          
Atom日記     ☆テレビ番組から                                           
  BSテレビ番組で、フランスのアレバ社副社長及び大使館員(原発関係専門)が、今回の福島原発の支援内容について説明していました。

それは、非常に丁寧で日本の対策を最大限に尊重した紳士的な対応でした。(さすが) !(ちょっと丁寧すぎて bk にしているかも・・・)

この番組を見た感想です。

フランスは、

①「日本が、これだけいい加減な体制で作ってきて、まったく事故を考えていない状態で起きた事故でも」収束に向かっているようだ。

②したがって、ちゃんとやれば原発と言う物は、超安全なシステムだと。

③これは、世界に対して「最大の営業トーク」、と。

④それと同時に、やはり日本は世界最高の原発のお客さんだ。

⑤世界から賞賛される被災(害)者と、この原発のギャップをどの様に分析するか。最大の東洋の謎?と。

私も70才を過ぎていますので、安心して孫の分まで放射能を食べていますが、地球上からなくなるわけでは有りません。(死んだらロケッ

トで地球外につれてって・・・、せめて人工衛星で地球の周りに・・・)

放射能を無害化するバクテリアが発見されるまで死ねません。ね

外国に、日本の原子力発電を売る場合は、
「どれだけ事故のサポートが出来るか」で決まると思います。「事故サポート付が条件」と。

なお、この放送内容は、    http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d110520_0   で見られます。


2011年5月21日(土)                                                          
Atom日記       ☆責任                                        一部修正 2011/5/21
  福島原発について、何故 東京電力だけが責任追及されているのでしょうか。

私の考えです。

原子力安全委員会(班目委員長)は、安全設計審査指針は「長期間にわたる全電源喪失を考慮する必要はない」と規定していた。

 現行指針について、
「明らかに間違い」と述べた。

・このように原子力発電は、この安全設計審査指針や他の基準等々に従って、設計、製造、施工、され原子力安全・保安院によって

 厳密に設計審査や検査されて合格したものを、東京電力がその規則にしたがって運営している。

・今回の福島原発が地震、津波で事故となり、「全電源喪失」だけが原因なら、原子力安全委員会の責任になる。

・原子力安全委員会は、内閣府に属するので、責任は国(すなわち国民)となる。

・東京電力にしてみれば、国の言われたとおりに作ったものを買って使っている。そして天災で事故になった。

・我々だけの責任ではないとの思いがあるかも知れない。

・なのに何故、東京電力だけが責任追及されているのか。

・福島原発は、東京電力の所有物である。

・それが事故になったので、その事故責任が問われる。(これが基本)

・また、その事故処理も十分とは言えないのではないかと疑問が持たれている。(進行中)

・さらにプラスして、福島原発を含む原子力発電の安全性について、多くの識者の指摘や国会で質問されている。

・その代表例は、2006~2007年に吉井議員が、「全電源喪失」等々の可能性について聞いていますが、当時の政府側(自民党)は、

 「大丈夫」と答えている。 しかし、今回は「全電源喪失」で致命的になった。

・しかし、福島原発は最も古い施設で、少なくとも 女川、柏崎 と同程度の安全対策をする責任が有ったはず。

・それをしていれば、女川、柏崎 のように安全停止したのではないかと思われる。(原因調査による)

・従って、
最も古い原発を 女川、柏崎 並にしなかった責任が有ると思われる。(原因調査による)

・東京電力は、安全対策をせずに大きな利益を得ていたのではないか。

・その利益が原発養護している 組織・人(完全癒着連合が健在)・・・に??? 渡っているのではないかと疑われる。

・東京電力の社長が責任を取って辞めると、テレビが報じている。 個人の資産までは・・・およばない。 逃げた・・と思われるかも。

 と。私は、独断しています。

 しかし、本当の原因解明は、これからです。

 いずれにしても、主な責任は東京電力と国になるのではないか。

 国の場合は、当時の自民党政権を 国民が支持して居たので、国民の責任ではないか。

 しかし、「安全神話」で、「自民党は国民を騙した」、この責任まで国民は負うのか。  騙された国民が悪いのか。

 原子力事故調査委員会の調査メンバーと調査結果が待たれます。


ぶつぶつ・・・長い自民党政権時代の原発推進モードが、組織、人に広範囲に浸透していて、これが変わるまで安全な原発は無理か?。

2011年5月19日(木)                                                          
Atom日記                
  企業責任とその償い

福島原発の責任は、東京電力に有るのか、国に有るのか議論なっています。

双方に責任が有るとして、それぞれが責任割合で、原発処理と原発被害者に償いをすることになる。

原発処理については、その金額が全く見えないので、別にするとしても、東京電力及び国が負担することになる。

(何兆円?をフランスとアメリカに誰が払うのか---結局、日本国民が払うことになる)

償いは、金銭的償いと精神的償いとが有るとすれば。

金銭的償いは、

東京電力は、当然、資産等を償いに当てることになり、不足すれば電気料金に付加して集める。

東京電力の資産も料金の変形で有り、電気料金に付加しても、何れも受益者から受け取った料金になる。

国は、当然 税金から負担することになり、受益者負担となる。(受益者とは、電気を使っている日本国民)

いずれにしても、金銭的償いは、企業が存続する限りは、すべて一般国民が負うことになる。

その時に、安全神話に基づいて、何も安全対策しなかった、東京電力(過去、現)経営者、当時の政治家は、一般国民と一緒になって、

同じ割合で金銭的な償いをする。

東京電力(過去、現)経営者、当時の政治家は、その少ない負担に耐えるべく、事前に何億倍の収入を得ている。

精神的償いは、

単に謝って済むものでは無いことは明白である。

原発は絶対安全で有ると安全神話で騙して、事故が起きると放射能で危ないと立ち退きさせ、何時帰るとも解らない状態にしていること

は、精神的償いは到底償いきれるものではない。

私は、太平洋戦争の時に田舎に疎開して不自由な体験が有ります。 原発被害者にとっては、まさに戦時中です。

そのような意味では、受益者で有る一般国民も金銭的償いをしながら、一方で原発は絶対安全で有ると安全神話で騙された被害者でも

有る。

今のところは、外国から原発被害補償要求は無いが、今後の展開によっては償いを要求される場合が有る。

この償いはどうすればよいのか。原発被害者の虚しさだけが残ってしまってはならない。

東京電力と当時の政権は、原発被害者及び国民を「安全神話」で騙した責任が有る。騙された国民にも責任は有るが。

2011年5月18日(水)                                                          
Atom日記                
  テレビ、新聞で、東京電力の福島原発収束の工程表を修整した内容を報道しています。また、メルトダウンが有ったとか、発表を隠して

いたとか、いろいろ言っています。

4月22日<<<入院中(4/15~4/21)に福島原発の収束の工程表なるものが発表されました。東電は「一つやって失敗して、次をやる」の繰

り返しですね。

誰が現場指揮しているのでしょうか。これでは6ヶ月毎に伸びて行く感じです。現場で作業している人や避難している人のことを思うと

・・・。>>>

と書いてますが、その通りになったようです。 このような見方をしたく無いのですが、東京電力の代弁者と思われる学者(コメンテーター)

が、多くのテレビで説明しています。 原発については楽観的に考えることが常識のようですね。だから地震津波で壊れた?
のかな

まだまだ「原発ムラの常識」は、変わっていませんね。


2011年5月16日(月)                                                          
Atom日記                
  日本経済新聞 電子版(2011/5/15/16:08)に次のような記事が出ています。

「埋蔵電力」―鉄鋼や石油化学といった大量の電力を使うメーカーの事業所などは、まとまった規模の自家発電設備を持つ。

・・・そうした企業の自家発電能力を足し合わせると全国で6000万キロワットを超す。

・・・その東京電力の管内だけでも「埋蔵電力」は・・・1639万キロワットに上がり、5620万キロワットに落ち込んでいる東京電力の供給能力

と合わせれば、夏場のピークの最大需要(6149万キロワット)を余裕でまかなえるボリュームとなる。   (中略)

東京電力は、・・・「異業種からの電力購入は最小限に抑える」(幹部)方針。

発送電分離の動きにつながることを警戒しているのだ。

今のような緊急時ですら自前主義にこだわる姿勢が、問題をさらに複雑にしている。

と結んでいます。   もう、そろそろ変えませんか?。


2011年4月30日(土)                                                          6980
Atom日記    創作長編日記?です   ゴールデンウィーク特集     全て作り話です            
原子力発電の不幸な過去「安全神話」物語

(全ての電力会社や全ての原子力発電所に当てはまるわけでは

ないが)

・資源の無い日本では、エネルギー源として原子力発電しか無い

と思った人達がいた。

・日本は、世界で唯一の被爆国で有り、原子力発電を実施するの

は、非常に困難だと思った。

・政治家と官僚と一部の民間人(ボス的人)が、一致して「原子力発

電しか無い」と言った。

・エネルギー政策として、原子力発電を明治時代の電気(発電機)

と同じく、イギリスとアメリカから輸入して研究を始めた。

・放射能アレルギーの日本で実用化するには、「放射能」「不安」と

言う言葉は絶対の禁句とした。

・そして理屈抜きで、「原子力発電は安全」と言い続けて、「安全神

話」を作ることに成功した。(非科学的)

・実用化するためには、大量の冷却水が必要な海岸を持つ土地を

選んで、お金をばらまき候補地を作って転売して資金にした。

・億円単位のお金が動いた。

そして原子力発電は、金のなる木に成長しボスが群がった。

(政治家、・・電力幹部とその組合、同族官僚組織の完全癒着が電

力独占で最後の利権ムラとなっている)


・「原子力発電が絶対必要」と思った人達が、「推進するのに必要な

組織」を作り、「安全神話に基づいた安全規制や安全審査指針等」

を作った。

・それは、力委員会、力安全委員会、力安全・保安院、と言う同族

官僚組織で有る。

・作る側と検査する側を仲良し組織とし二重チェックと言った。

・これは「・・出来ること」等の内容で、基準(数字)では無く、責任を

追求されない内容になっていた。

・事故の時は「核分列
融合だけを防げば、後は何とかなると思っていた」

・まず「説得した地元」を決めた。そこを「最適地にした資料を捏造」

して「最適地」とした。地震も低く算定した。

・メーカーは、国の言う通りの「安全神話に基づいた安全規制や安

全審査指針等」に準拠して作った。

・メーカーは「安全規制や安全審査指針」等の通りで有れば責任

は無いと考えて、余計なことは考えないことにした。

・フォールトトレランスやフェイルセーフの考えは無視した。

・にわか作りの原子力技術なのでこのようなことが出来た。

(技術は二の次とした)

・E電力幹部も「安全神話に基づいた安全規制や安全審査指針等」

に従って作られたものを、運転、保守等もそれに従っているから責

任は無いと考えた。(技術は二の次とした)

・同族官僚組織は、お互いに業務が重複しているから、いざとなった

ら責任逃れが出来ると思っていた。

・「安全神話」を守るために、大小の事故を「ひた隠し」、また「原因を

有利な内容に捏造」して発表した。

・「安全神話」を守るために、原子力発電は安全なのだから、と「最

悪の事態」を考えないことにして作ってきた。

・「絶対安全」なのだから事故は考える必要無い、と。

・E電力幹部及び同族官僚組織は、外部からの原子力発電の危険

性指摘や安全指摘をする人達(学者、地元の人達)の意見を「絶対

安全」なのだからと無視し続けた。(技術は二の次とした)

・E電力幹部と同族官僚組織が一緒になって、国の方針なのだから

と「安全神話」を利用して「安全対策」をしなかった。

・40年以上前の施設も、国会で安全を指摘されたがそのままにし

た。

・その利益で・・電力幹部や株主や天下り等々を厚遇した。

・E電力幹部と同族官僚組織とメーカーは、お互いに持ちつ持たれ

つの暗黙の呼吸で「原子力ムラ」を作ってきた。

・たとえば、厳しい審査は時として不具合が見つかり審査中断する

ことがあった。メーカーはウン億円がダメに!、必死で改善した。

・それは、説明書の「文字が間違っていた」時で有り、審査不具合と

して記録された。それ以外は単なる説明会に終始した。


・E電力幹部と同族官僚組織は「安全神話」を言い続けているうち

に、本当に安全と錯覚してきた。(怖い)

・その時に「破壊」がきた。しかも一番弱い原子力発電所に来てし

まった。(・・知事は、これを天罰と言ったのかな?)

・E電力幹部と同族官僚組織は「パニック」になった。

「偶然に核分裂
融合だけは止まって」安心したが・・・。

・その後は、どうなっていたのか知らされていない。

・外国の技術援助も「安全神話」を守るため、「安全神話」が捏造で

有ったことが明確になるのを恐れて、中々、中に入れなかったが。

・外国は「安全神話」をとっくに見抜いていた。

・そして日本から逃げた。

・日本の技術を持ってしても・・・これも作った神話だった。

・日本の技術が・・・神話とは、本当の技術者は怒っている。

・E電力の現場の技術者(下請け含む)も事故の被害者。

・E電力幹部と同族官僚組織は「計画停電」を作って「原子力発電

が無いとこのようになる」と脅かし続けた。(別の方法も有ったが)

・そしてE電力幹部と同族官僚組織は原子力発電の「即廃棄」を延

命することに邁進した。

・原子力発電ほど高い物は無いと国民は理解したが、・・電力幹部

と同族官僚組織は・・・まだ懲りない。

・電力会社の中には、真剣に「安全」をやっているところも有り、共

同責任案に冷たい。(ちょっと救い)

・原子力発電は真面目に日本の英知を集めて開発、製造、管理、

情報公開すれば「安全」は確保出来ると信じている。

(過去はあまりにも・・・ひどい物語である。これは事実で無いと信じ

ている)                       
右上につづく

2011/5/6/19:50
浜岡原発の全面停止の決断は、「安全神話」崩壊の第一歩と評価

です。ただし冷却が続かなければ福島と同じになります。まだ安心

できません。東京電力と保安院は「安全神話」のままです。

私は原発反対派では有りません。その作り方が超不安なのです。

原子力発電の明るい未来「安全寓話」物語 
     
(全ての電力会社や全ての原子力発電所に当てはまります)
                     
1.資源の無い日本では、エネルギー源の一つとして「原子力発電も

有る」と考えた人達がいた。

2.日本は世界で唯一の被爆国で有り、原子力発電を実施するには

細心の注意が必要と考えた。

3.政治家と官僚と全ての国民が、一致して「原子力発電も有る」と

思った。

4.エネルギー政策として、アメリカやフランスから「情報公開」、「安

全」等のソフト分野を学んで研究した。

5.日本で実用化するには、「情報公開」、「放射能」、「安全」と言う言

葉で「安心」を与えることを第一とした。

6.そして、日本のあらゆる分野の科学者、技術者(原子力、水利、

電気、機械、化学、土木、建築、農業、プラント、通信、制御、ロボッ

ト、情報、産業、経済、医学、社会学、心理学、哲学、宗教学、等々)

を集結して研究を開始し「原子力発電は安心」と言えるように努力し

た。

7.原子力発電の技術は、多分野におよび特にハード部分よりも、情

報公開、運営、保守、事故対策等のソフト部分が重要で、日本はハ

ード部分は得意で有るがソフト部分が不得意なので、「国際チーム」

編成を国連に提案した。

8.国連では、「IAEA」を発展させて、「国際原子力発電機関」を作っ

て、「情報公開」、「核融合停止」、「冷却継続」、「放射能拡散防止」

「放射能治療」を検討する専門機関を作った。

9.国連では、特にソフト部分の国際チームを作って原子力発電を行

う国に派遣し常駐して「情報公開」「運転」「管理」「保守」「事故対策」

を行う体制を作った。

10.まず最初に検討したのは、「想定外の事故」が発生した時には

「情報公開」、「核分列
融合停止」、「冷却継続」、「放射能拡散防止」「放

射能治療」を確実に行うシステムを構築した。

11.それは制御系、電力系が、全てダウンした時にも、フォールトト

レランスで完全に機能し、さらにダメなら3つの違ったフェイルセーフ

されるシステムとした。それは、

①核ペレット毎に制御棒が降りて覆うようにした。

②水力発電のダムから導水してその圧力と水量を利用した。

③そして最後は、原子炉の下を水槽にして100m深さへ水没させるよ

うにした。
★ (原子炉を水槽に入れている原発もあるとか)

12.さらに、全国の全ての原子力発電を、現地監視以外に全国を

一ヵ所で一元監視し、事故が発生したときの現場のパニックを遠隔

地で冷静に判断して、現場と協議して指示できる体制を作った。

13.日本は、得意なハード部分、すなわち原子炉の鉄の塊部分の

製造を受け持った。その他の部分は国際分業で行う体制とした。

14.原子力発電建設は、電送ロスを軽減するために電力の大消費

地の近くに候補地を作ったが招致希望が殺到した。

15.広大な建設予定地は、地元が無償で提供した。

東京都が、お台場付近を提供し決まった。

16.「原子力発電が良い」と思った人達が、「推進するのに必要な組

織」を作り、「情報公開基準」「設計基準」「安全基準」「審査基準」を

「国際基準」に従って作って公開した。

17.これは「・・・震度9に耐えること」等の基準を数字で示したもの

で責任持つ内容になっている。

18.「推進するのに必要な組織」は、国、NPO、地域、科学者、技術

者、企業、から原子力委員会、原子力安全委員会、原子力保安委員

会、と言う「国際基準」に従った異なった団体で構成された組織を作

った。

19.①原子力委員会は、国が中心の組織で「原子力発電の過去

を知り、現在、未来」の「有るべき方向を示す」機関とした。(この機関

の前にエネルギー総合政策が有って原子力発電の比率を決める)

②原子力安全委員会は、民間主体で「情報公開基準」「設計基準」

「安全基準」「審査基準」等々を「国際基準」に従って、作って運用す

る機関とした。

③原子力保安委員会は、国際チームで構成され、各基準に従って

作られているか」、「運用されているか」、「事故の時に最適に処理さ

れているか」を管理監督する機関とした。

20.メーカーは、各種基準に準拠して作った。

21.メーカーは、フォールトトレランスやフェイルセーフの考えを、

さらに深く提案して認められれば改良し、次の受注に貢献できた。

提案の無いメーカーは受注できなかった。メーカーは3社で競争し

た。

22.原子力の研究の歴史は浅いので、「鉄道総合技術研究所」の

技術を学んだ。

東日本大震災でも、東北新幹線は事故が無く安全に停止し、フェイ

ルセーフ技術を見習い、世界に「安全」で貢献した。(ハード部分だけ)

23.原子力発電の運転前に、「最悪の事態」を作って(原子炉は停止

して)何度も訓練を繰り返した。

24.そして、原子力発電は稼動し続けた。

25.原子力発電の敷地内は、「原子力ムラが村になって」公園、原

子力余熱温泉、放射線治療専門病院が貢献し、広域暖房で地域は

潤い世界中から大勢の観光客が来て賑わった。

26.さらに、膨大な余熱を利用して地下に1年中、塩工場、野菜工

場、果物工場、牛、豚、鳥等の家畜工場が稼働し食料自給率向上に

大きく貢献した。

27.
核燃料廃棄物を、無害化するバクテリアを発見して・・・ノーベル

賞を貰った。 おしまい。 
パチパチバチ 

注:現在の技術では核燃料廃棄物を無害化することは不可能です  

追加:Cube Sat型(10cm××1kg)超小型原子炉が出来た。

それを静止衛星にして、地上の太陽光発電に遠赤外線を送った

日中は、太陽光とで効率が2倍になった。夜間も100%発電した。

各家庭では、その電力で十分なエネルギーとなった。

そして、送電配電線、・・電力(株)は無くなった。
 ついに・・頭が・?
やっとサテライトが出てきた。良かった!!!

「原子力発電は危険」という本があふれています。

「原子力発電は、こうすれば安全」という本はないのでしょうか?。

「無い」と言うことは、原子力 ムラの人でも「安全」とは言えないことか!

追伸:「新幹線、安全神話はこうしてつくられた」齋藤雅男(著)
(2006/9/25発行)を読みました。内容は、「前人未踏、失敗、安全の実話」です。このような人が居たから、東日本大震災でも、新幹線は安全に停止したのですね。そして最短で復旧しました。この話は全ての仕事に通じるものが有ります。(感!) やはり人ですね。

原発には?違いは?なに?やっぱり?あれです!
(2011/5/4)
この本は、今年高校生になった孫(次男)に渡しました。結構興味有るようで読んでるみたいです。(2011/5/11)

2011年4月22日(金)                                                          
Atom日記                
  入院中(4/15~4/21)に福島原発の収束の工程表なるものが発表されました。

 
何故、どうして?、一つの対策案しか出さないのでしょうかね。割切不安全委員長だったか班目想定外不安全委員長だったかは、

他人事のように「実施は可成り困難」とか言っています。


こんな時は誰でもが常識として複数案を出して同時進行しますね。報道は指摘しないのでしょうか。時間の勝負ですから。

 チリの鉱山事故が良い例です。複数のトンネルを競争して掘りましたよね。

 東電は「一つやって失敗して、次をやる」の繰り返しですね。誰が現場指揮しているのでしょうか。これでは6ヶ月毎に伸びて行く感じ

です。

現場で作業している人や避難している人のことを思うと・・・。(涙・・)

 アメリカとフランスからも案を出して貰って3案で競争すれば良いのに。複数案が実現すればバックアップにもなるし。

東電は他国案を拒否しているのでしょうか、それとも東電は案が出せずに他国案なのでしょうか。(アメリカ(案)とも言われています)

情報も出しませんね。(理由が有るはず!)

 今、テレビでは「汚染水が障害で作業が出来ないと東電が言っている」と言っています。前から汚染水を洋上タンク(廃船タンカー等々)

に移す案が提案されているのですが実効されません。情報も出しませんね。(理由が有るはず!)

2011年4月7日(木)                                                          
Atom日記                
  ・原発が心配です。原子炉、格納容器の冷却水循環の見通しが付かないと汚染水が限りなく流れ出ます。

冷却した水は何処へ行ってるの?。

世界中のドックで1万トンの汚染水入れを緊急に100個作っては?。

今までは後手後手の後手です。

2011年4月6日(水)                                                          
Atom日記                
  ・海外から賞賛される冷静で規則正しく我慢強い被災者のみなさん、後手後手と言われだした政府と原発関係者。

・「エネルギー問題に発言する会」には、「早期に原子炉、格納容器をベント(圧力を逃がす)していれば代替注水に成功しただろう」と出て

います。

ベントするのは自動では無くて人の判断と手動だと思いますが、放射能が外界に出ることも有って、
パニック状態の現場では判断出来な

いのではないかと思います。このバックアップはどうなっていたのでしょうか。


・原子炉、格納容器の水の循環、冷却を回復しないと、放水、冷却、汚染水流出は続きます。
気密性は保たれているのでしょうか?。

(一部修正、
復旧したような?しないような?してないようですね!!!)

2011年4月5日(火)                                                          
Atom日記                
  ・電気は発電所で作られて非常に高い電圧で送り出されて途中の変電所等で低い電圧にして企業や一般家庭等に供給されます。

火力発電所は比較的消費する所の近くにありますが、原子力発電所は200km~500kmと何故か非常に遠くに有ります。

遠くに有ると言うことはその間の送電線によるロスが大きいわけで、日本国内における全ての発電による送電ロスは「100万kW級の原子

力発電所6基分」の発電量に相当するとのことです。

ほぼ福島原発第1、第2の発電量に相当する量がロスしているようです。

2011年4月4日(月)                                                          
Atom日記                
  福島原発はWとFに期待したのですが無言ですね。特効薬は無いのでしょうか。かなり深刻になりつつ有るのでしょうか。

前回は平井憲夫さんの文章(Web)を紹介しましたが、ここでは「エネルギー問題に発言する会」(検索サイトでこの名称で検索してください)

を紹介します。

ここは原発を主に設計した企業関係のOBの人達のサイトで今回の事故について詳細な説明がされています。

特に何重にも安全対策している内容が具体的に書かれていて、それがどうして動かないかの推測もされています。テレビ等よりは非常に

詳しくでています。だだし専門的で難解なところも有ります。

2011年4月1日(金)                                                          
Atom日記                
  福島原発は、グズグズしている日本にしびれを切らして、いよいよ W(アメリカ) と F(フランス) が良い意味で競争して解決するのではない

かと期待します。特に日本の「隠ぺい体質」に対して強力なアドバイスと云うよりも「指示」を期待します。
(外圧で !!!)

日本の原子力委員会、原子力安全委員会、原子力安全・保安院、東電及び企業の役割と責任範囲の不明確さと独立性について強制指

示しないと地球全体が安心できないと云うことでしょう。期待します。

最近の原発関係の本はほとんど売り切れですが、少し古い(20年ぐらい前)本は手に入ります。読めば読むほど問題だらけです。今も同じ

だと思います。

特に上記の・・会、院、東電、企業から出る不正確情報 (情報を出さない、間違った情報を出す、オームの法則を勝手に変えた説明を?、

ここまでやるか、と) は核アレルギーの人達をますますアレルギーにする内容です。


本当のチェック機関は無いのです。
いけいけドンドンだけ?。対策は、上記の・・委員会、院、東電の幹部は原発から30km以内に居住させ

ることしかないのでは?。
外国の人々が逃げ出すはずです。我々は逃げられません。
今日は4月1日、うそであってほしいと思います。

2011年3月26日(土)                                                          
Atom日記                
  福島原発から約150kmの所に住んでいます。「直ちに健康に害を及ぼさない」とのことで放射能汚染されたほうれん草を食べています。

安心していません。

地震や津波の大きさが想定外だったとか、しかしその前に原発はフェールセーフになっているか疑問があります。

報道で得たにわか知識ですが、原子炉の「制御棒は電源を切って空気圧で下から上に入れるようになっている」今回はそれが正常に働

いた。

すなわち停電前に動作し、たとえ停電になっても空気圧で働いたはずと言われています。確かに原子炉の核融合は止まったようです。

「電源を切って(停電含む)動作する」は一見フェールセーフのようですが、空気圧パイプが損傷して空気が漏れていたらどうでしょうか、

空気圧で下から上は引力に逆らってます。これでフェールセーフなのでしょうか。

さらに、冷却水をポンプで送るのは電気になっています。炉心は電源停止で動作し、冷却水は電気で動作させる。これは大きな矛盾です。

これが事実なら原発の安全は基本的に間違っているとしか思えません。

それとも想定外の場合は今回のような事故になることを想定していたのでしょうか。特に3号炉は心配です。

今まで我々は、原発は最高の技術で難しいと思って専門家に任せていて、一部の専門家の警告に任せていました。我々はあまり関心を

持っていませんでした。それを大きく反省させられます。・・・手遅れで無いことを祈りつつ。

平井憲夫さん(故人)の文章(Web)を読んでみるとわかります。http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html


2011年3月22日(火)                                                          
Atom日記                
  電力消費について計算してみました。

我が家の場合は光熱エネルギーが電気です(水道は除く)。5年間の平均で全消費量の37%が太陽光発電でした。

ただしオール電化なので電気の使用量は一般家庭の約2.4倍になっています。

もし全ての家庭が3kWの太陽光発電を付けてもオール電化にしてしまうと、必要な電気量は約2倍ぐらいになってしまいます。

そこでオール電化にしないで現在のままで3kW太陽光発電だけ設置すると使用電気量の約90%を補えることになります。

(全国平均使用量:300kWh/月、我が家3kW太陽光発電:275kWh/月)

原発の割合は約30%(35%だったかな?)、一般家庭の割合が約25%(20%?)だったと思うので、全家庭に3kW太陽光発電を付ければ原

発の75%は無くすことができる計算になります。残り25%は水力発電の復活や事業所で太陽光発電をすれば原発ゼロも夢では無いよ

うに思います。

ただし太陽光発電は昼間だけなので昼夜の調節は別途水力発電等で必要ですし、省エネや自然増も考える必要が有りますが。 

孫が私の歳になる頃(50~60年後)には実現しているかも知れません!。なお、計算違いをしている部分が有るかも知れませんが!!!。

(このような資料はどこかに有るでしょうね)

栃木県産のほうれん草が「ただちに健康に影響しないが、出荷禁止に!!!」自家製を食べるか食べないかは自己責任で勝手に???。

平井憲夫さん(故人)の文章を読んでみると、いろいろ考えさせられます。 http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

両毛線が計画停電の影響で終日停車しています。今日から終業まで孫を車で送迎しないと。ただしガソリンが!!!。

2011年3月18日(金)                                                          
Atom日記                
  原発は一般の火力発電所とは全く違うリスクが有ることは言うまでも有りません。

原発がこんなに水で冷やす必要が有るシステムだとは知りませんでした。

使用済み燃料を完全に冷やすために2~3年もかかるとは。だから海辺に有ると言うことです。

そんなに「冷却」が絶対的な条件なら、たった一つの故障==冷却用発電機系統の故障==で冷却出来ないとは。

外部電源が途絶した時は自家発電でバックアップとなっていますが、これはバックアップでは無くて、一本のシステムが一ヵ所途切れたの

でこのようになったのです。

水は高い所から低い方に流れます。原発より高い所に水源が有れば、電源が無くてもバブルを明けるだけで水が入ります。

水力発電所と組み合わせれば水源は確保出来ます。
(素人考えです)

農業用水などは山の中腹にダムを造り、尾根伝いに何kmもパイプを通して自然落差で給水しています。

何通りもの冷却方法を考えるのが二重、三重と言うのではないでしょうか。原発に水力発電の技術を使ったのでしょうか。

今どうするか、考えられる
全ての方法を同時に考えて (あれがダメならこれでなく、あれも、これも、これも、あれも、あらゆる手段を同時に

考えて
) 準備することしかないと思います。

現場で必死に対応している人に頭が下がります。とにかく、これ以上に大きな被害が出ないことを祈るだけです。

我が家は、福島原発から直線で約150kmぐらいです。

2011年3月15日(火)                                                          
Atom日記   被災された方々に対して心よりお見舞い申し上げます               
  この部分は、別の人のブログに書きました。(その人のブログは某所からの指示で削除されました。)

原発で、そんなに「冷却」が絶対的な条件なら、たった一つの故障すなわち冷却用発電機系統の故障で冷却出来ないとは驚きです。

外部電源が途絶した時は自家発電でバックアップとなっていますが、これはバックアップでは無くて、一本のシステムが一ヵ所途切れたの

でこのようになっただけです。
 (テレビに出ている原発専門家の顔が、間が抜けた顔に見えます) 間抜けとも言います

素人考えですが、水は高い所から低い方に流れます。

原発より高い所に水源が有れば、電源が無くてもバブルを明けるだけで水が入ります。

水力発電所と組み合わせれば水源と水圧は確保出来ます。

農業用水などは山の中腹にダムを造り尾根伝いに何kmも配管を通して自然落差で給水しています。治水技術です。

原子炉の下を大きな水槽にして、崩落すれば下の水槽に落ちるように出来ないのですか、船は底に穴が空ければ何もしなくて

も沈没します。


福島原発が心配です。

「想定外の地震だったから」と言ってますが、原発には「想定外」=「災害」となる危険が有るので、想定外が有ってはならないと思います

が。

特に「冷却」だけしか対策が無いとしたら、想定外も想定するのは、原発の基本のような気がします。過信、慢心、でしょうか。

日本の電力は原発にたよるしかないと思ってましたが、この状況では、これからの原発開発は出来ないと思います。

たった一つの故障=冷却用発電機故障で、即、水素爆発では!。・・・

1号、3号が水素爆発・・・さらに・・・、2号は冷却水なし・・・さらに・・・。関係者は最大の努力をしていますが・・・。我々は見守ることしかで

きません。

2011年3月14日(月)
今回の帰宅難民困難者体験から次の点を感じました。

第1に、

①仮泊した場所では0時ごろまでNHKラジオを流していましたが、帰宅
難民困難者に必要な情報は①に帰宅に必要な交通機関の情報。
②に全体状況。ですが、NHKラジオは全体情報90%で、時折関東地方の交通機関の情報でした。放送局で情報の分担をすべきと思います。
たとえばNHK第1は全体状況を、第2はその地区(関東地区)の情報専門とか。テレビも全て同じ内容では電気の無駄遣い。

第2に、
帰宅途中で必要なことは①に帰宅に必要な交通機関の情報。ですが、携帯電話は電池切れになって来たので、最後に自宅との連絡用に温存しました。(12日午後には栃木県に近い埼玉県北部まで来たので携帯-携帯も繋がった) 携帯電話機に手回し発電機が有ればと思ったのですが。
(常に予備電池を持っているか。ただし充電器は使えない)


教訓

①動き出した交通機関を最短距離で、出来だけ早く少しでも自宅に近づく(早く人口密集地から遠くに行く)。
②時間を待てば空くとか、混雑が少なくなるとの

考えはやめて、とにかく少しでも早く少しでも自宅方向へ進む。東京の人口は数時間で少なくならない。何処も何時までも人人人。


東京電力のHPには、計画停電は第2、第3の両方になってます。地元テレビでは第1と言ってます。
日中はほとんど停電 ! ! !。オール電化です。

14日は晴れなので太陽からの直接発電だけ使えます。電子レンジ1台ぐらいは使えるかも。
地元テレビで町名毎に詳細を字幕で流しています。停電開始までに解るかな、長時間かかると言ってます。

ローカルテレビで第2グループに属していることが判明。09:20~13:00停電予定(08:39) 35832
まだ停電になりません。(09:43) 今日は停電中止のようです。(13:30)18:20から停電が有るようです。(17:51)今日は停電なし。(18:50)




2011
2011年3月12日~13日
 311日に調布市で帰宅難民困難者となり公共施設で仮泊して12日の午後4時半ごろ無事に帰宅しました。
途中のコンビニには菓子類しか食料が無くて10時半ごろに緊急停車で降ろされた西日暮里駅近くの喫茶店でモーニングで食事。

宇都宮線が不通のままで東武線で栗橋駅まで行けたので、そこまで車で迎えに来て貰いました。
途中で携帯電話の電源切れとなってしまい情報なしの状況。地下鉄は結構走ってましたが駅では情報不足で東京内をあっちこっちに。


小山市は
震度 5強でシャック内はやや乱雑でした。(震度5強に訂正されたようです)
小型液晶テレビ、外付けHDD、カメラ、卓上時計、ボール盤、CDラジオ、ハンディ機が机や作業台から落ちてひっくり返っていました。
PCのモニター3台がひっくり返っていました。

作り付けの書棚の棚が外れてCQ誌等々がバラバラになったり飛び出したりしてました。
モニターやプリンター等の机兼台が3cmほどずれていました。AFフィルター入りSPアンプが机から落ちて電源がONとなってました。
その他小物がバラバラと。

無線機は机の上、棚の上でかなりずれていました。アンテナ(タワー)は無事のようですが明日以降に点検します。
アンテナや材料が乱雑になってました。
家具類は耐震対策をしてましたので無事でした。ライフラインも無事。無線関連は無策でした。
今日はもう寝ます(12日19:10)。 13日はクラブ総会です。

     この状態で地震保険金をもらいました。