20. FT-847(100W)を50Wに改造する。(新スプリアス対応)                   2017/7/15  JA1CPA

FT-847(100W)を50Wに改造して新スプリアス対応にします。

改造の要点は次の3点です。

1. 50MHz/28~3.5MHz/1.9MHzの各出力調整ボリュームに接続されて  

 いる 0Ωチップ抵抗を2.2kΩに入れ替える。(3カ所)
2. 50MHz/28~3.5MHz/1.9MHzの各出力調整ボリュームを調整して

 最大出力を50Wにする。
3. 50MHz/28~3.5MHz/1.9MHzの各パワーメーターを「調整メニュ

 ーモード」で50Wに設定する。

 

改造開始(全て自己責任です!) 

 

上蓋を開ける。

改造部分はスピーカーの左下の基板部分

 

 

 

 

 

 

部分「50」「H」「HD」のチップ抵抗を取り除く(3カ所)

半田部分に半田ごてを当てて加熱して取り除く

チップ抵抗の下にパターンが有るので注意する 

 

 

 

 

 

チップ抵抗を取り除いたところ(半田付け (除け) の限界!)

丸い銀色部分が出力調整用ボリューム(VR3004,6,5)

 

 

写真をクリックすると拡大する

 

半田付けが非常に厳しくなってきたので、半田付けロボットが必要になってきました。手ブレと目が!

先週、車の高齢者研修が有り「頭」と「腕」はOKでしたが、視力が下限一杯!

何とかロボットmodokiを作れないか検討中?!

 

 

 

 

 

1/6W  2.2kΩの抵抗器を半田付けする(チップ抵抗てなくても良い)

 (半田付けの限界!)

 

 

 

 

 

 

電波法 〇無線設備規則 第14条 八(一)

空中線電力の許容差

アマチュア局の送信設備

上限:20%

下限:なし 

 

出力を測定するのに通過型のSWR計SX20C,(30/300W,10%) 及び50Wのダミーロードを使用した。特に校正等の指定は無い模様。

調整1

1. 50MHz出力コネクターに出力計(SWR計)を経由して50Ωダミー 

 ロードを接続する。(FT-847の RF PWRツマミ最大)

2. 電源を接続し、50.01MHz、CWモードで送信する。

3. 出力調整ボリューム(VR3004)を廻して出力計(SWR計)が50W

 になるように調整する。

4. 以下同様にHF出力コネクターに出力計(SWR計)を経由して50Ωダ

 ミーロードを接続する。

5. 14.01MHzはVR3006、1.908MHzはVR3005で50Wに調整する。

 (VR3005とVR3006は逆だったかも?)

6. この時はFT-847のパワーメーター(PO)は100Wのまま変化しな

 い。(次の調整2で調整する)

7. 中板、ケース蓋等をねじ止めして完成状態にする。

  

調整2

このままだと送信時のFT-847のPO表示が100Wのままなので「調整メニューモード」にしてパワーメータ(PO)の校正を(50Wに)する。
 ・調整メニューモードの入り方。(裏メニューとも云う?)
マイクのUP、DOWN、FASTキーを同時に押しながら電源を入れる。
画面右側に ”FM-51” 等が表示される。

 

1. HF出力コネクターに出力計(SWR計)を経由して50Ωダミーロード

 を接続する。

2. SUB TUNEツマミを回し”PWR-50W”にする。
3. 周波数を14.01MHz CWモードにて送信するとPO表示目盛りが

  100W表示する。
4. 
PO表示目盛りが50Wになるよう MEM/VFO CH ツマミを回す。

5. 決定はMCK/Wキーを押す。
6. MCK/Wキーを押すと、またPO表示目盛りが100W表示することが

  有る。
7. そしたらまた MEM/VFO CH ツマミを回しMCK/Wキーを押す。                8.
これを繰り返して50Wに安定する所を探す。(古い無線機?)
9. 次に1.9MHz帯、50MHz帯を同じように合わせる。
            10. 最後にMENUキーを押す。これで改造終了。

 

次に「改造証明書「」のためのデーター測定を行う。

1.9/3.5/7/14/10/14/18/21/24/29/28/50MHz帯で50Wになっている写真を記録する。提出するのは1.9/14/50MHzの3枚で良いかも?

特に1.9/14/50MHz帯は拡大した写真で出力計、FT-847のPO計、周波数が見える状態にする。

下記の書類と費用をJARD(TSS)に提出する。                                      ( ↑ 実際の提出は「参考」の文字は無い)          ↑5枚になった

書類と費用は、変更申請(届)書、事項書及び工事設計書、変更保証願書、改造証明書、保証料3,000円支払い。

工事設計書のFT-847の欄は、技適番号、周波数、電波の型式、変調方式、終段管、電圧、出力(全て50W)等々全ての項目を記入する

下記に例を示す。 

JARDに基本保証として提出した。 

5日後にJARDから「アマチュア局の保証通知書」が郵送されてきた。あとは総務省から免許状が来るのを待つだけです。

約1週間後に免許状が来ました。

                                                          おわり